タグ： 89目 PEG 島崎兄弟 APP17の館

◇プロフィール◇ 本名：島崎聖司 一人称：俺 二人称：お前/あんた 好きな食べ物：杏仁豆腐 家族構成：兄 身体的特徴：白色の長髪に黄色の目。甲冑のようなものを着ている。 ◇特徴表◇ 急所を見抜く：狩人の素質を持っている。貫通の確率は、通常5分の1ではなく、2分の1となる。ただし最大40％である。 オシャレ：いつも身だしなみに気を使っている。APP＋1。 ◇詳細設定◇ 世界でも有名なクロスボウ選手。端正な顔立ちとクールな性格のせいか、女性ファンが多くいる。彼自身は女性や恋愛といったことに全く興味がないため、女性ファンへのサービスなど一切しないのだが、そこが逆に人気となっていることに本人は気付いていない。 しかし、これらは全て過去の栄光。 現在の彼は殺人を繰り返すだけの狂人となってしまった。 最初の殺人は彼がまだ5歳だった頃。12歳も歳の離れた兄を慕っていた彼は、そんな大好きな兄を否定し、無いものとして扱う両親を殺害してしまう。凶器は当時から練習で使用していたクロスボウだった。 その後聖司は日本に住んでいる親戚の家に預けられたのだが、気味悪がられたらい回しにされてしまい、7歳の時に孤児院に身を寄せることになる。 すでに19歳になっていた兄とは時折会っており、唯一の家族だった。 そして15歳になった聖司は兄の元へ向かうために孤児院を出たのだが、そこで事件は起こる。 兄が重度の記憶喪失になってしまい、入院を余儀なくされていたのだ。兄はもはや聖司のことでさえも認識できなくなっていた。 聖司はなぜ兄がそうなってしまったのか知らないし、医者からも原因は告げられなかった。 それから聖司は兄と10年間一緒に暮らしつつ、記憶を取り戻せるようサポートし続けた。 ずっと、ずっと、今も、これからも。 ◇かいぶつたちとマホラカルト◇(ネタバレあり) 聖司はずっと兄の記憶を探すことだけを考えて生きていた。 そんなある日、とある男に話を持ちかけられた。名前も知らない男だったが、相手は聖司のことを一方的に知っていた。世界的に有名な選手だからだろう、と納得した聖司は男の話に乗ることにした。 それは、「兄の記憶を取り戻すために神へ生贄を捧げる」というものだった。この時の聖司は兄のサポートに疲れていたというのもあるが、元々両親を殺すほどの残虐性を秘めていたために、この話に乗ったと思われる。 聖司は「R」と名乗る男性と共に少年少女を誘拐し、解体しては神に捧げていた。聖司は信仰していなかったのだが。 しかし、そんな話がうまくいくはずもない。Rは突然、聖司を裏切ったのだ。解体している聖司のもとにやってきた警官により逮捕された聖司は、「有名クロスボウ選手は凶悪殺人鬼だった___！」と大々的な見出しを書かれ、圧倒的劣性の状態のまま裁判。一審で死刑が確定してしまった。 裏切られたショックと怒り、混乱、憎悪。そして兄と離れてしまった悲しみと絶望。彼は上訴せずに死刑を受け入れた。 そんな時、生きる気力も何もかもを失ってしまった聖司に、救いの手が差し伸ばされる。それから何故か死刑を免れた聖司は、救ってくれた組織のメンバー、「狼」と「魔女」「幽霊」のために動いている。 「裏切り」を心底憎んでいる彼は、それに反するように恩義を大切にしている。 人殺しなど嫌いだ。何度も兄を傷つけ、仲を引き裂き、裏切りを生んだ殺人など大嫌いだ。 それでも自分のできることなどもう殺人しかない。仲間を繋ぎ止めるものも、自身の人生を表すものも。所詮クロスボウ選手など忘れ去られた過去。 誰にも止めることのできない圧倒的な暴力こそが、聖司そのものなのだ。 ◇小噺◇ 聖司は現在、兄を求めるあまり兄の名前である「サトシ(智司)」を名乗って活動している。 本名を語る気はあまりないが、同職であれば聴かれた際に答えるだろう。もしかしたら、クロスボウ選手で元死刑囚だと気づく人もいるかも知れない。 髪の色は黒で短髪なのだが、これまた兄を求めるあまり白の長髪ウィッグをつけている。

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