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2010放浪者ベース 自分には生きている意味がない。 そう決定的に感じてしまったのは、小学生の時、親が離婚する際、自分の押し付け合いを親がしているのを聞いてしまった時だ。 それから彼は考えに考えた。地頭が良かったのが幸いしたのか、それとも災いしたのか。 彼の出した結論は「親が離婚する前に自分が姿を消すこと」であった。 それ以来、彼はなんとか自分の人生を生きるためにいろいろとやってみた。 年を偽ってアルバイトもしたし、年齢がバレてクビになれば、違法な、言ってしまえば立ち退き料をせしめるための居座り要因などもやった。 男娼もやった。自分の身体で、誰かが喜ぶと思えばそれも苦ではなかったし、自分が穢れることもなんとも思わなかった。 男娼をやっていた時に自分に入れ込んだ客が交際を求めてきて、断ったら絞殺されかかった。以来、その線状痕を隠すためにアクセをしている。 その時殺されかかって、とっさに抵抗はしたし、周りの人間が気が付いてくれたから命は助かってしまったものの、やはりこう思った。 「死ぬことはあまり怖くはなかった」と。 以来、何をやっても、小学生のあの時に思ったことは変わりない。何を経験しても、「生きている意味がない」と、そう感じてしまう。 自殺する人間は、決断ができる人間だと思っている。自分には決定的にそういった「人間である力」が欠如していると思う。 ただぼんやりと生きている。それだけだ。 思えば自分の名前からしてそうだ。「閑古鳥が鳴く」と言えば人がいないことを差すし、「凪」は風の吹かない海だ。 親がそう名付けたのは画数がいいからだとかそんなことを聞いたことがあるが、今思えば、生まれた時点で、自分は人生を運命づけられたのかもしれない。 「命は尊いものだ。大切なものだ」小学生の時に教師が言った。 それは真実なのだろう。 但し、自分以外に於いては、だが。 持ち物は最低限のものしか持ちたがらない。これと言って趣味もないし嗜好品も進んで好まない。 ○技能 自分は死んでもいいが、誰かが怪我した時手当できるよう：応急手当52％　他人の命を危険に晒さないために：目星・聞き耳70％ 男娼をしていた時に自分を魅力的に見せる技術：変装60％　未成年ながらバイトをしていた時に培った：言いくるめ70％ 男娼をしていた時の値段交渉：値切り50％　バイトをしていた時の経験：経理50％・コンピューター50％　 ――――――――――――――――以下ネタバレ含む―――――――――――――――― ○クリアシナリオ 【密室シェアハウス】 無事、鍵を見つけ出し、シェアハウスから脱出する。 ○人間関係 佐熊　ふゆ（さくま　ふゆ）【https://charasheet.vampire-blood.net/2248869】　ゲームはあんまりやったことなくて……すみません 三ツ石 杏菜（みついし　あんな）【https://charasheet.vampire-blood.net/2259542】　やっぱり、あなたでしたか…… 薬原　大輔（やくばら　だいすけ）【https://charasheet.vampire-blood.net/2259301】　怪しさ満点でした。本当に准教授ですか？ 名嘉 美憂（なき　みゆう）【https://charasheet.vampire-blood.net/2258857】　なんというか、放っておけない感じはしますね。懐かれてます。

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