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ガリ勉だけど太ってるので『デブ勉』と揶揄されている。 第一志望校受験前に験担ぎのトンカツを大量に親に食わされ、後日食あたり。 第二、第三は自分を揶揄してきた面々が多く通う高校の為受験を見送った。 結果万が一の滑り止めに通うこととなる。 無論成績は学年トップを維持している。 だが鶏口牛後とは言うものの、結果的にではあっても妥協した先でのトップに意味はあるのだろうか？　また自分からもしこの学園トップを奪えば何が残るのだろう？　等といった劣等感や自虐思考からクラスでは孤立してしまっている。 だがそんな自分に新たなアイデンティティを加えてくれたのがNPCである。 始めて勉学以外で熱中できるものを知った彼は頭ではそれが悪しきこととわかっていながら彼女の私生活を調査し続けた。 元来の習熟ペースの速さや資金力（受験日前日のことを少し負い目に感じている）により電子的なストーキングを行っている。

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