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●特徴表　失敗は発明の母 技能ロールに96以上の出目を出して失敗した場合、ただちに特別な経験ロールを行う。 失敗すれば0ポイント、成功すれば1ポイントの技能ポイントを得る。 ●一人称「オレ」二人称「キミ」「アナタ」 透き通るような髪色、淡く揺らめく瞳、触れれば壊れてしまいそうな儚げ美青年(なおダメボ1d4) ●通過シナリオ 「アイリスからの恋文」　エンドA 「ハーバリウムガーデン」　PC1 「ヘンペルのカラス」(斉藤さんオリシ) 「くらくなるから」　エンド1 ●来歴等 昔から、花が好きだった。四季折々の花が咲く自宅の広い庭を眺めるうち、いつのまにかふらふらと外へ出ていることが何度かあった。 両親はそんな自分を心配して、過保護気味になった。(GPSのアプリもそのため) 幸い、現在の実家からほど近い距離にガーデンデザイナー養成の専門学校があり、そこに通っている。 彼が特に好きなのは、白い花。種類は問わない。彼はそれを、どこか色素の薄い自分に重ね合わせていた。 ある出来事の後、夢遊病の気はなくなり、やがてGPSアプリも削除された。 高校に上がるときに一度引っ越しをしている。地元は「星降町」。 3人の幼馴染が居る。 ●ちなみに… 白いアイリスの花言葉は「思いやり」「純粋」「あなたを大切にします」。 ●誕生日　3/26 以下、「アイリスからの恋文」ネタバレ有 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 二十歳となった彼には、五歳の頃から定期的に見る夢があった。 その夢の中で、自分は同一人物と見られる人間と何度か話をしている。 出会えば楽しく語らう間柄だが、別れの際は必ず「でも、あなたは忘れてしまうから」と言われてしまう。 そう言われる意味も、理由も自分には心当たりがない。 また、彼には少々味覚音痴のきらいがある。他者の言う「おいしい」を未だに共有できたことがない。 *** 生まれることのできなかった兄がいた。 彼の名前は、糺一(レイイチ)。 「キミは忘れてしまうから」 そう繰り返す彼に、糺依は「オレは忘れないよ、兄さん」と、泣きながら誓った。 夢から醒め、両親と共に訪れた寺には、ワスレナグサの花が、揺れていた。 今に至るまでの道筋に 君という命があった事を思い出した途端、 忘れる事を願うように君にはもう逢えなくなってしまった。 夜半に燃やす恋文のように、君に告げる言葉ばかりが消えていく。

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