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【プロフィール】 元兵士、現使用人兼用心棒。屋敷に来て6年くらい。愛称キケ(Quique)。 女性には紳士的。フェレイロ家以外の男に対する態度は雑。 やや潔癖で手袋をしている。風呂は毎日入る派。 服装はだらしなくても良いけど部屋が汚いと怒る。 ぬるい温度のものが嫌い。女性と子どもと体温の高い動物が好き。 歌と掃除が趣味。全盲となり誰かの手が必要になった。 年収800万、財産4000 【職業特記】 EDU*10+DEX*10 人間や自然界の動物の死体などを見ても正気度ポイントを失わない。ただし、超自然的な原因で死に至ったことがわかれば通常通り正気度ポイントを失う。 【特徴表】 35重火器の達人:重火器とは何かの縁があり、普段から親しんでいる。火器技能5つ(拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフル)の基本成功率は50%である。 46寄せ餌(D):人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。1d6*10→60 【昔の話(一番下に要約あり)】 幼い頃中東を旅行中に家族と共に誘拐された。 家族を守ろうとして暴れた父親は射殺された。 母親も暴れたけど、ボロ雑巾みたいに殺された。妹はどこかに売り飛ばされた。 自分は兵士として育てられた。 言葉も分からない。うるさければ手酷くされる。そのうち喋れなくなった。 同い年くらいの子どもはどんどん入れ替わってった。 誰かは地雷と一緒に吹き飛んだ。誰かは手だけが残った。誰かは、これはどこの肉だっけ。 背が高くなった時には知ってる顔はほとんどいなかった。 新しい女の子が来た。暴れてたのか怪我をしていた。 気の強そうな子だった。どうせ言葉は通じないから、口に人差し指だけ当てた。 『静かに』って。これだけは色んなやつに伝わったから。 静かにさえしてれば、そんな酷いことはされない。される日もあるけど。 彼女は何か言い募ってたけど、分かるわけがなかった。言葉の意味に興味もなかった。 妹が生きてたらこれくらいだったから。忠告しただけだ。 彼女はやっぱり呼び出された。ここじゃ女の子は長く生きられない。 ボロボロになって帰ってきた。布団だけ巻いてあげた。 寝転がらずに気の強そうな目で、泣きもせずに部屋の外を見た。 どこかの歌を歌ってた。何の歌なんて知らなかった。 でも綺麗だった。 そんな日が数日続いて、ある日騒ぎが起きた。 女の子が走って鍵を開けに来た。 よくわからない。でも大人はいなかった。みんな逃げだした。 なんで。どうして。わからない。でも逃げた。 逃げて逃げて逃げて、何人か殺された。 それでも逃げた。 街が見えて、もう走れないところまで来た時、誰もいなかった。 あいつらが別の場所に逃げて生きてるのか、みんな死んだのかもうわからない。 立ち上がれないくらい疲れてたら女の子が話しかけてきた。 さも心配そうに。よく見たら少し彼女に似てた。 いつの間にか、何年振りかに言ったそれは、言葉なんてものじゃなかったなかった。 でも確かに伝わった。 自分はようやく人間に戻れた。 【要約】 家族旅行中に拉致られて少年兵として育った。 割と人間扱いされず声が出なくなった。 とある歌の上手い女の子のおかげで機会に恵まれ脱走。 しかし自分以外のやつらは自分をかばったりはぐれたり殺されたりでいなくなった。 ショックでそのこと思い出せない。 偶然出会ったルシアに対し数年ぶりに言葉を発して助けを求めた。 以来フェレイロ一家で働いている。 劣悪な環境にいた反動かきれい好きかつ潔癖気味。 人肌がやや苦手。それより熱いか冷たいものを好む。 女性に対する無意識の恩義を感じてるためフェミニスト。 ・ズ＝チェ＝クォン ・沈黙への夜想曲 全盲となった。真相は闇の中。 誰かの手を借りなければ生きられない。 だが少しだけほっとした。 もうこれで誰も殺さなくていい。誰も殺せない。 あの時に戻る恐怖も、幸せでい続けられる恐怖も、もう味わわなくていい。 中途半端な今くらいで、ちょうどいい。 静かに、過ごそう。それだけだ。 ただあの男は誰だったのだろう。日本？お前は何を知っているんだ。 SAN36、目星+17、鍵開け+3、聞き耳+15、拳銃+9、こぶし+14、応急手当+8、芸術(歌唱+2)、クトゥルフ神話+6 同卓:ウルフレド(PL:氷水)、リディ・クロデリア(PL:はっか)、ミゼル・ユーゴ(PL:kawasemi)、KP:めいねん

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