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【設定:3行】 「Friend for overed childrenと称される計画の際に構想・開発された自律型友好存在アンドロイドです。4人の博士によって生み出されました」 「博士たちは私にオーヴァードの子供たちの友達になるという使命を組み込みました。しかし、うちの3人の博士は人格が次第に壊れていきました。私は彼らによって一種の暴走プログラムとレネゲイドウイルスの入ったカプセルを埋め込まれ、本来の私の命令と乖離した殺戮者の力を持つことになってしまいました」 「今はメンバーの一人であった玲博士と共に一般人の中に紛れて生活しています。逃亡の際にはシザーリオという少女？　に、今の生活を送る際にはプランナーと名乗る少女？　に助けられました。彼らとはそれきり腐れ縁のような関係になりまして何かと関わりがあります。正直なところ、あまり喜ばしいことではありませんが」 【設定:詳細】 　元UGNの研究者4人が『超えてしまった子供たち』とそれを取り巻く環境を変える為に立ち上げられたのが上記のプロジェクト。 　極限まで人に近づいた存在が、彼らを悪意や害意から守り人間と同様に育てていくという最終目標を掲げたこの計画は彼らが想像していた以上に上手く進行していき……それ故に計画は半ばで頓挫した。3人の博士は衝動に抗うことができずジャームと化し、FHエージェントに差し金で殆ど完成していた彼女にオーヴァードを無条件に殺戮させる悪性プログラムとオーヴァード、ないしはジャームと化すだけのレネゲイドウイルスを彼女に埋め込む。結果として彼女はレネゲイドビーイングとなり、自我を持つ。当初の目標であった人間に極限まで近づくことにこの時点で成功を遂げるのだった。彼らの最初の想いとは裏腹に。 　レネゲイドビーイングとなった彼女だったが、レイ・フォヴァーチによって施設から連れ出される。当然、FHの追撃に見舞われるがこの時に表面に出現したシザーリオ、何故かいたプランナーによって助けられる。 　 　現在は、レイと同棲しつつ人間に近づく為に高校に通い人間を勉強している。学校での成績は優秀の一言であるが、時折見せる人間みのない言動や感情の見えない姿のせいで高校では謎の女という扱いを受けている。それでも、交友関係は良好である。 　レネゲイド関係の事件に極力関わりたくはないが、プランナーの依頼やレイの提案を飲んだときのみ渋々解決や被害の最小化の為に動いている。基本的、UGN、FH双方に加担する気は微塵もなくレイや知人たちの日常を守る事を目的として活動する。 　 コンボ マイナー：【ストリップパイル】《ハンドレッドガンズ》2 シーン中、射撃武器装備。種別：射撃　《射撃》　命中：０　攻撃力：＋[Lv+4} ガード値- 射程：30m 侵蝕値3 メジャー：【パイルドライヴ】《カスタマイズ》5+《アンプリフィケイション》3+《コンセントレイト:モルフェウス》2　侵蝕値9　攻撃力+15 【リミットゼロ・パイルドライヴ】《カスタマイズ》5+《アンプリフィケイション》3+《コンセントレイト:モルフェウス》2+《想像の御手》1侵蝕値13　攻撃力+15 【理想の枝よ、芽吹け(イデア・クラディー)】《カスタマイズ》6+《アンプリフィケイション》4+《コンセントレイト:モルフェウス》3+《想像の御手》2+《クリスタライズ》6 侵蝕値13　攻撃力+38　装甲無視 判定 9dx@8+5 ∼59%　10dx@8+6 60%∼79%　11dx@8+5 80%∼99% 13dx@7+5 100%∼129% d10+15 ∼99%　d10+20 100%∼129% 14dx@8+5 ∼59%　15dx@8+6 60%∼79%　16dx@8+5 80%∼99% 18dx@7+5 100%∼129% d10+15 ∼99%　d10+20 100%∼129% 18dx@7+5 100%∼129% d10+38 100%∼129% 【設定：蛇足】 ブリード：ピュアモルフェウス 博士の中にいたモルフェウスのシンドロームを持ったオーヴァードによって人間と寸分変わらない肉体として作られている為、その影響で物質生成、物質強化の能力に長けている。特に物質強化に関しての能力は後述のコンプレックスによって生み出された包帯との相性が高く、彼女の最大の武器となっている。 ワークス:レネゲイドビーイング 　人間に極限まで近い外見のアンドロイドにレネゲイドウイルスを埋め込んだことで誕生した自律型レネゲイドビーイング。 　ただ、この計画の途中段階にて彼女が自分自身が本当に人間であると誤認する可能性を考慮したボディ設計者の手によって意図的に旧時代のロボットに見られる特徴(傍目に見えない胸部のコアユニットに人口皮膚を取りつけず、剥き出しな状態にする)を付けられている。彼女はこのボディが、博士たちの自分に対する過小評価のように見受けられ、ちょっとしたコンプレックスのように思っており、その部分を見られて他者に自分自身の正体がばれる危険性も加味し自らの力を用いて包帯を作り出しそれらの部位に巻き付け隠している。 　レネゲイドウイルスやレネゲイドビーイングといった存在について彼女はプランナーやシザーリオから少し説明を受けている為知っているが、自分自身もそれを患っている、それどころかその塊のようなものという事実を受け入れることは容易ではなかった。それを受け入れることが敬愛する博士たちへの冒涜に繋がると考えたからである。故に今も自分は本来の形であるアンドロイドではなくレネゲイドビーイングである事実を受け入れながらも、自分自身が自律型友好存在アンドロイドであり、人間に近づこうというのもレネゲイドビーイングとしての衝動ではなく自らが博士たちに組み込まれた命令で、それを全うしようとする自由意志であるとして行動している。 　実を言うと、彼女は厳密に言えばロボットではない。完成直前のアンドロイドにウイルスを埋め込み作り出された存在であり、身体こそロボットのそれであるものの人工知能といったものは埋め込まれておらず、その意志はまごうことなくレネゲイドウイルスに起因する。 　言ってしまえば、自分のことをロボットだと思い込んでいる、ただのレネゲイドビーイング。 カヴァー：高校生 彼女と玲が住んでいる地域にある高校。進学校として有名だが、実際の所進学校らしさが薄く、学生は高校生活を謳歌している。彼女もまたそんな高校生活を謳歌しようとしているが、自分自身の正体がばれないように立ち振る舞うのに四苦八苦している為その異質さに感づいている友人たちからは謎の女としてよくカマをかけられる。それでも楽しい生活を送っている。 覚醒：感染 レネゲイドウイルスを博士たちに植え付けられたことで覚醒する。彼女はこの件によって、自分自身がアンドロイドなのか、それとも別の何かなのか、はっきりしない状態におかれる。その為、元々組み込まれていた目的である人間に近づくという命令に従順に熟そうとしている。要はアンドロイドであろうとしているわけだが、彼女としては埋め込まれた命令である人間に近づくことをどれだけ突き詰めていっても決して人間にはなれない、人間とは程遠いものでしかないという事実こそ苦しみでありコンプレックスの原因となっている。アンドロイドであろうとしている理由は彼女が敬愛する博士たちが人間に極限まで近づいたアンドロイドとしてオーヴァードの少年少女の心身を守れる良き友人になるように生まれたことにある。決して自分は殺戮兵器として生み出されたレネゲイドビーイングという彼らの理想と乖離した存在ではない。自分は博士たちの優しい気持ちから生み出された存在なのだと彼女は自らに言い聞かせている。 衝動：殺戮 オーヴァードを殺戮するように組み込まれた悪性プログラムを組み込まれており、この影響によってレネゲイドの衝動としてオーヴァード全般に対する殺意を抱いている。悪性プログラムは、玲がストッパーの役割を担うプログラムを彼女にインストールしたことによって起動することはなかった。 脱走後にプランナーの助言によってこのプログラムを、レネゲイドの力を制御・増幅するプログラムに改造されている。このプログラムを起動することによって一部のオーヴァードにしか使えないとされている力のうち、”増幅”を司る力を使えるようになっている。因みに、リエの強い希望でリエの中の抑制プログラムがエラーを起こし、悪性プログラムが起動した場合(ジャーム化)、即座に破壊されるように設計されている。元々、3人の博士たちに自爆装置を取り付けられていたものを未だに取り外していないだけであるわけだが、果たしてこの装置は終の時に正常に作動するのだろうか？ 出自、経験: 本来の目的である人類に近づきくことを現在の使命として行動している。この使命を彼女は自分自身の存在理由のように思っている節があり、そのせいで奇行に及んだり暴走したりする事がある。また、人間に対する憧憬の念も強い。ここで言う人間にはオーヴァードとなった人間も含まれている。彼女の中での人間とは、人間という種族ではなく博士たちの一人に言われた「他者と共に支え合って生きていける存在」を指している。 ロイス： 申し子：制御プログラムによってレネゲイドウイルスの持つ物質強化の力を瞬間的に増幅させ、威力を上げる。彼女はこのプログラムを起動することで自分自身の本来の目的が書き換わる、殺戮者になる感覚を味わうことから抵抗を持っているがやらなければいけないときには自らを制御していられると推測できる限界点である3回を制限として使用する。 シザーリオ：命の恩人ともとれる存在。高校生である星乃聖音の状態では接点は特にない。レネゲイド絡みの事件で目撃することが偶にある。積極的に関わる気はないが、恩義は感じている為基本的には協力関係をとる。 レイ・フォヴァーキ：同居人、ノイマンのピュアブリードの日本人。本名は日向玲(ひゅうがあきら)。彼女のことを実の娘のように思っているが、愛情が深すぎてスキンシップが過激。アニメ、ゲーム、特撮に精通していて、趣味の合うエージェントやイリーガルと独自のネットワークがある。両者の関係は良好。 コンボ: ストリップパイル 彼女が付けている包帯を延長し垂れさせ、その垂れた包帯の形状を杭のように鋭利にして射撃武器として用いる。彼女の包帯は本人の意志に応じて伸縮が自在であり、その速度まで操作することができる為、射撃対象が明確な上、射程内であれば特別な射撃機構を用いることなく銃のように包帯を撃ち込むことができる。 また、形状を変化させたりコントロールを制御することができるがそれは下記参照。 パイルドライヴ 自らに巻き付けられた包帯を解き、杭のような形状に変形して敵に打ち込む射撃攻撃。本人は技名などに興味はないが、レイの提案で技名を決めた。この際、パイルドライバーという案が出されたが、当時知り合った友人から教わったプロレスの技名がちらつくという理由で この名前になる。対象まで伸ばす速度、対象が回避した際の制御性は本人の意志で自在に操ることができる。 リミットゼロ・パイルドライヴ リミットゼロと称するのはその瞬間に彼女が出せる全力である為。貫通力と制御が増す。 イデア・クラディー 自らのコードネームにもなっているイデア・クラディーは、彼女の名前である理枝が「理想の枝」を指し示してつけた名前であること、一人の博士が彼女をギリシャ語の理想を意味するイデアと枝を意味するクラディーをつなげてそう呼んでいたことからそう名付ける。この技を使用するときのみ、自分自身が何者であるか、という葛藤を無視し"理枝"としてただ自らの日常を守るためのみを使命として攻撃を放つ。 「これは私の趣味ではないことを前もって宣言しておきますわ」「私はこの日常に仇なす者に等しく打ちこまれる杭……貴方を排除する」 ワーディング： ただ目の前の敵を打ち倒す為に力を発現させる。人間の心臓部にあるコアから大量のレネゲイドウイルスを放射し、物質強化に適する空間へと変化させる。尚、この形態になると否応にも自らがレネゲイドビーイングであるという事実が表出する為、無意識のうちに顔に包帯を巻き付けて別の存在になったように偽装しようとする。また、目が赤くなり半ば暴走状態のようになる。 「命令上書き……完了」 名前、コードネーム: 制作中に玲によって名付けられた名前。「チルドレンたちが理不尽に苦しまなくてもいい世界を作り出す」理想を芽吹かせる枝という意味で理枝と名付ける。ただ、博士の一人で唯一の外国人であったフォヴァーキ博士は玲の付けたこの名前が気に入らず、ただ一人彼女をイデア・クラディーと呼んでいた。 　よく彼女の前で玲への愚痴を呟いていたフォヴァーキ博士であったが、ジャーム化の兆しが見え始めた頃には彼女に「人間の定義」と「玲の扱い方」、「遺言」を遺している。この三つが彼女の現在の生き方や考え方に強い影響を与えている。また、彼女らのラストネームであるフォヴァーキは彼から取られている。 　余談だが、自爆機能を搭載したのは彼である。 　<ToF> 　経験点18点 　ロイス:シザーリオ　✔好意/無関心 「また面倒事ですか、お疲れ様です」 　ロイス:Rei・Foverchi　✔純愛/憐憫　「……日曜の朝から元気ですね、何よりですが。観終わったら掃除機かけるので散歩でもしてきてくださいね」

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