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元FHチルドレン。旧FH日本支部下にあったレネゲイド研究所の１つに所属していた。 最初から両親は誰だか分からず、孤児院に居た所をレネゲイドウィルスの人体実験のために、研究所に買い取られた。実験の結果、彼女はオーヴァードへと覚醒。 その後、FHチルドレンとして研究所の任務に携わるようになる。因みに「三条 桔梗」という名前は、任務の為に偽造された戸籍によるもの。 そして、FH日本支部消滅の混乱の中で、UGNの部隊により研究所は壊滅したが、偶々外部から受注した任務で出ていた桔梗だけは生き残り、研究所壊滅の報を受けて、そのまま行方をくらました。 その際、元々その任務を依頼していたとあるフィクサーの元で暫く潜伏していた後、そのままそのフィクサーの息がかかった私立高校で学生をする事となった。 そのフィクサーからすれば、桔梗を保護・支援する事は、はUGNもFHも繋がりの無い強力な手駒を入手する事を意味しており、桔梗は桔梗でそのフィクサーの下に居る事で、UGNやFHといった煩わしい組織から身を隠す事になる上に、衣食住が確保される（しかも研究所よりも良い待遇で）し、元々からして自身が誰か氏らの駒の１つとして動くのが当たり前の生活をしていたので、自身の今の環境に対して、特に不満は無い。 因みに、そのフィクサーは桔梗のオーヴァードとしての能力については、ある程度は把握しているものの、動物の姿になれる事までは知ってはおらず、監視されている中、時々三毛猫の姿になってあちこち動き回っているという事実を知らない。 肩が隠れるより少し長めの黒髪に、ダークブラウンの瞳。学校に通っている時は、度が入っていない伊達メガネに左右に三つ編みという地味な恰好。「仕事中」は基本ポニーテールに黒のグラサン、半袖のシャツという姿。 オーヴァードに覚醒したのが１０歳の頃。古代種という事もあって、それ以降、肉体の成長が止まっている。そのため、年齢に似合わない身長と愛くるしい顔立ちをしている（しょっちゅう中学１年生と間違えられる）。 なお、彼女の存在について、UGNでは「三毛猫」というコードネームから、レネゲイドビーイングであろうと推測し、ゼノスへ合流したと勘違いをしており、FHでは繋がりのあった他のセルが軒並み壊滅させられている為、彼女の存在が闇に消えてしまっている。また、ゼノスにしてみれば、彼女は関心の対象外である以上、そもそも彼女の情報を集めもしていない。

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