タグ： せーんのだぶくろ 指暴力団

【設定:三行】 「ゆーじーえぬ、とかいう機関で育った。でも、訓練はめんどくさいし、外の方が面白そうだからそこで出会った兄貴たちと一緒に脱走したんだ。まあ、脱走できたのは私だけなんだけど」 「それからは路上でただ漠然と生きてたんだけど、知り合ったおっさんのギターを聴いて世界が変わったんだ。その時に相棒と出会ったんだ」 「それからは流浪のギタリスト稲田さんの誕生よ。ま、月が出ている日にしかやる気でないんだけど。それにしても、皆は私を"エア"ギタリストなんて言うんだが、このエアって何だ？　強いのか？」 【設定:詳細】 　土曜の月の上がっている何処かのライブハウス、もしくは路上に出没する自称流浪のギタリスト。 　傍から見ればエアギターだが、本人には彼女のレネゲイドウイルスの力を凝縮した、彼女にしか見えない真っ赤なエレキギター『Vanguard Fire』を弾いている。しっかりと音が出ているのだが、観客はまるで本物のギターを弾いているようなそのパフォーマンスから自分たちが音を脳内で作り出していると錯覚している。尚、本人はギターを弾いているつもりである為、エアギタリストのエアは自分に対する敬称か何かかと考えている。 　平凡な家庭で生まれ、5歳までは一般人としての生を全うしていた。だが、6歳の誕生日に家族と共に玄関から満月を眺めていた折、突如として落ちてきた雷に打たれたことを転機としてオーヴァードに覚醒する。また、雷の影響でそれまでの記憶が消滅する。 　UGN支部に保護されるものの、数年が経つ頃にはそこでの訓練や任務による自由の殆どない生活に辟易し始める。兄妹と慕う他のチルドレンたちと結託し、支部からの脱走を企てるも辛うじて逃げ切った時には他のチルドレンは既に捕縛されており、彼女は一人で外の世界に放り出されることとなった。 　それからは浮浪者たちのグループに雑じらせてもらい、日々を限界の状態で生きる日々を送っていた。そんなある日、一人の浮浪者が公園に放置されていた壊れかけのギターを見つける。そのギターを使った演奏は素人な上にろくな音も出ないお粗末なものであった。ただ、生きることだけを目的とした生活を送るうちに失われていた感情を取り戻すには十分なもので、その演奏を聴いた彼女もまた今までにない衝撃を受け、この衝撃が基となり元々持っていた力が変性、Vanguard Fireを生み出す。 　気分が乗る月を上った夜には路上ライブを行っており、また、スカウトされたライブハウスで例に漏れず月の出た夜、更に土曜のみに限り演奏を行っている。現在はライブハウス側が手配したマネージャーの家に転がり込んでいる。 　 　"ディアボロス"春日恭二に対して尋常ならざる恋心を抱いており、一時期その想いを唄った曲を大量に作曲していた。本人さえ気が狂っていたと引いているような代物はノートという凝縮された地獄に纏められている。発掘されればきっとただでは済まない。そんな地獄が5冊ある。 【指暴力団】 　ライブハウスは指暴力団に関係した施設で、そこで売れっ子となった彼女もまた指暴力団と接触することとなる。このとき、浮浪者たちの生活の保障を条件として団員になることを決める。 【コンボ】 セットアップ　《スピードスター》1＋《先陣の火》4＋《オーバーアクセル》1 侵蝕値12　行動値+22　暴走状態　ラウンド中、攻撃力+[行動値] マイナー　《ライトスピード》1　侵蝕値5　メジャーアクション2回行う。C値+1 メジャー　《サイレンの魔女》5 侵蝕値5　攻撃力+[lv*3]の射撃攻撃。装甲無視、《コンセントレイト》組み合わせ不可　 メジャー　《サイレンの魔女》5＋《終焉の残響》1 侵蝕値9　攻撃力+[lv*3]の射撃攻撃。装甲無視、《コンセントレイト》組み合わせ不可 リアクション不可 オート　《援護の風》5＋《ウィンドブレス》3　侵蝕値4　判定ダンス+LV個、達成値LV*3　

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