タグ： ないぴょん

　とある家族に生まれた長女であり、とある神社の家系の養子として巫女をやっている。旧姓は宮元。一人称はあたい 神社の巫女とやっているが、それは仕事としてやっており、表向きは神を信じてるように見せてはいるが、実際はこれっぽっちも信じてはいないし、むしろ神を蔑んでおり、自分が信じられるのは「お金」だけである。 　基本的にはケチで自分も節約家ではあるが、基本的には売られた恩はきちんと返す人情の持ち主。基本的にはお金には貪欲であり、自分からはほとんどお金を出さないが、しぶしぶ出すこともあれば、その人に恩とかがある場合は気前よく出す。基本的にはクールな性格だが、「神」とか「神社」とかとう単語が出てきたとたん、口調が悪くなり、時には、トラウマを思い出しその場でないてしまうことがある。その理由としては、壮絶な過去があった。 　両親と家族は、地元の小さい神社の神主にとして勤めており、その親の元で育ったのであるから、当然「神」という存在を信じており、願えばきっと「神」が手を差し伸べ、救ってくれると教えられきた。 　しかし、家族の次男が就職し、一人暮らしを始めた直後であった。父親が、友人の連帯保証人となっており、その友人が消息不明となってしまい。取立てに来たのだ。もちろん小さい神社のため、そんな払える額などなく、家族は途方にくれていた。ある日、葉月が学校から家に帰ると、家族がみんな倒れていたのだ。当時高校2年生の葉月にとって、それは状況も理解できるわけがなかった。呆然と立ちつくていると、「取立て屋」が現れ、体を売り飛ばされそうになるが、父の友人が偶然通りかかり、その場は事なきを得たが、この出来事は葉月の心を深く傷つけるのにはたやすいことであった。警察によると、「一家心中」ということを告げれた。それを聞いたとたん心をさらに深く傷つけた。そして思ったのだ。「神なんていないんだ、結局はお金なんだ、お金がすべてなんだ。神なんて助けてくれはしないんだ。」と思うようになったのだ。その後、唯一はなれて暮らしていた次男も、とある日を矢先に音信不通になった。そう、その日を境に「家族を失ったのである。」 　その後、父の別の友人である、「中御門家」に養子として拾われ、その恩に報いるべく、その神社に尽くすことを決めたのだ。 　勉強は可もなく不可もなくでき、高校も卒業できているので、そこそこの教養はある。部活は中学高校と陸上部で、長距離の選手だったり、砲丸投げもやっていたのでそこそこの筋肉や、スタミナはある。 砂糖菓子七つ　旅行に出かける理由 　勤めている神社で働きづめだったのかひどく疲れてしまっていた。それを見かねた神主が、１週間の休暇をとってよいと伝えられ無人島旅行当選の手紙を渡される。羽伸ばしにはちょうどいいかなと思ってご好意に甘えて、その旅行へと出かけることになるのだった。

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