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【6-9 行方不明の家族】探索者には行方不明の家族がおり、キャンペーンの間に現れるかもしれない。 【6-4 実は生きていた】生き残るすべに長けている。死からの生還のチャンスが通常の次ラウンドではなく、5ラウンド以内に伸びる。 警視庁特殊犯罪捜査零課に所属する刑事。チーフである「平城 美耶(ふーろさんPC)」の補佐として働いている。 非常に冷酷で、毒舌家。エリート街道を突き進んできたこともあり周りの人間を下に見ている傾向がある。人間を全面的に信用していない。 上司には貼り付けたような敬語を使う。誰に対してもこの性格なので周囲からは少し煙たがられているかもしれない。 多趣味で、様々なものごとに手をつけているおかげか知識の幅が広い。 大体はかじった程度のものだが、特に博物学的な観点は興味が高く、植物の研究にお熱だった時期もある。掘り下げられるのが面倒くさいので周りの人には話していない。 どこかの研究所に足を運んだりしてるとかしてないとか。動物が好き。オカメインコを飼っている。 不定：幻覚　→6ヶ月 〜どうでもいい裏設定〜 仲のよく、頭の悪い妹がいた。名前は「盞 カレン」。 頭のいい自分は小さい頃から英才教育と親に叩き込まれてきたけど、バカだった妹ははなから親に見放されていて、自由な生き方をしていた。そんな妹が羨ましくて、妬ましくて、でも嫌いになれないでいた。とにかく底抜けに明るい妹の性格にずっと救われてきた。 妹は花と動物が好きだった。学問が全てだった自分に、色んな種類の花と動物を教えてくれた。聞いていて楽しかったので、いつしか自分も花と動物が好きになっていた。 勉強は嫌いじゃない。頭がいい自分も、名門校に入れようとする親も嫌いじゃない。でも好きにはなれなかった。自分の中で確かにあった「好き」は、常に妹のことが絡んでいた。 高校時代、家族旅行で海外に旅行へ行った時、大規模なバスジャック事件に巻き込まれた。頭脳でどうにかなるものではない圧倒的な恐怖にただ怯えることしかできなかった。 そのバスは最終的に、建物へと猛烈な勢いで突っ込んだことによる大爆発で終結した。両親は死んだ。自分は元から持ち合わせていた生命力の高さで奇跡的に助かった。そして妹は、探してもどこにもいなかった。 様々な処置を受け、数ヶ月後に帰国することになる。空港では「バスジャック事件から奇跡の生還を遂げた高校生」として報じるつもりのマスコミで殺到していた。その頃から、人間への信用は自分の中で地まで落ちていた。 親戚のあてを頼り、大学へ進学するまでに漕ぎ着ける。政治家だった彼の夢は、「護る力が欲しい」と転向し警察官へと変わっていた。 特に何の問題もなく学は伸び、警察学校を経て刑事となる。そして幾年か経ち、なんの因果か零課へと入ることとなった。 妹のことを未だに探しているが、当時の状況から推測して、薄々もう見つからないか、見つかったところで無事で済んでいるとは到底思えないと感じている。 妹が好きだった花は、三年前のあの事件から見るのも辛くなってしまった。妹の残り香は、動物への興味しか残されていなかった。 あと唯一残っているとするならば……。 ○名前の由来 カレンデュラ(金盞花)から 花言葉は「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」

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