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父が登山カメラマンだったこともあり自分もその道に進むと決めていた ある日父と一緒に山へ臨んだ時、天候が荒れていたが頂上を目指し…雪崩に巻き込まれた 自分は運よく助かったが父が死亡 探しても探しても遺体は見つからず、諦めかけていたそんなとき父のカメラがきれいな状態で見つかる どうして、なぜ、父は助からなかったのにカメラだけ…地面にカメラを投げつけようとしたとき 山へ登る前に撮った父との最後の写真が見える …父さんの分まで僕頑張るから… 父の遺体は見つけられなかったもののなんとか下山に成功 写真を確認すると一つのムービーが残されていた 「ごめんな、俺が判断を誤ったばかりにこんな思いをさせちまって…。俺はもう死ぬだろう。だがお前は悪運が強いから生きるだろうな…ハハハ。 …どうか生きてくれ。そしていつか…もしまだこの職業が嫌いじゃなかたっら…最高の一枚を見せてくれ。じゃあな」 そして動画が切れた。 わかったよ。いつか父さんに自慢の一枚を見せれるようがんばるから。 俺はこの登山の界隈で有名なあの人と一緒に狂気山脈へ行くことになった。 …狂気山脈、調べるたびに謎が深まる山だ。 だが俺は諦めない。 あの人の写真を…自慢の一枚を撮ってみせる。 だから待っててね、父さん。

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