タグ： 高校生探索者

黎は、幼少年の時から少し体が弱く、体操教室に入れられていて、そこで蹴ることが好きになった。不整脈を患っていたが13歳の時に手術した。 小・中学では物静かに過ごしてきた黎だったが、高校生になってからは、いつまでも亡き父の真実を話さない母への信用をなくし、苛立ちを抑えきれなくなって素行不良になり、学校への登校日数もまばらになっているが、テストでは何故か高得点を取っている。タバコに手を出すなど素行不良になっているが、黎が所属しているサッカー部へは毎日欠かさず顔を出している。 素行不良になってからは、感情が豊かになった。 むしゃくしゃする度に物に当たったり(主に蹴る)、タバコを取り出して吸ってしまいそうになる癖があり、そんな自分が嫌だがフィードバックにより止められない。幼馴染の3人の誰かに指摘されて初めてタバコを手にしていることに気がつく程である。 幼馴染3人と話していても、気に障ることがあれば睨みつけて口を利かなくなったりする。 付き合いのあまりない人に家の事情について話されたり(小声も)、アドバイスされたりすると殺意が湧き、思わず相手の首根っこを掴んでしまう。自分のことをよく知らない人には心を開くことができない。そのため、幼馴染以外の人にとても関心がなく、ここの違いを認識することが難しい。 フードを被っている時は機嫌が悪く、たとえ相手が幼馴染であっても冷たくあしらい、自分から遠ざけようとする。 好きな駄菓子は黒糖味の麩菓子。昔から甘党なところは変わっていない。 他者の知らないことについての知識をもつことが好きで、よく図書館の本を漁っている。 幼い頃から耳にしていた母のピアノにより、クラシックが好きで、今でもよく聞いている。特にノクターンが好きで、聴けば殺意も収まる。 得意科目は英語であり、検定に挑戦したりしている。生物学は、自分の体について理解を深めるために知識を蓄えている。 虫、または虫のようなものを見ると、青ざめた顔で、無言でじっとそれを見つめることしか出来ない。近づいてきたら俊足で逃げるほど虫が大嫌い。

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