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友人のメロスがディオニスというノーブルに酔った勢いで喧嘩を売り、オトシマエとして大金を要求されたが用意できず、「実家で妹が結婚するからそのご祝儀を上手いこと取ってきて返すから！コイツは担保として置いとくよ！」と宣った挙句帰ってこなかったので泣く泣く肩代わりする羽目に。そのままディオニスの下男になった。 セリヌンティウスは仕方なく少しづつ支払いをしていたがその真面目さが認められて、ある日雇い主のディオニスに「お前が2年以内にメロスをここに連れてきたらチャラにしてやるよ」と言われたので何としてでも友人のメロスを見つけ出すことを決意し、冒険に出かける。 ノーブルの女性用ドレスを着ているが、これは雇い主から餞別として貰ったものである。雇い主は娘への誕生日プレゼントしようと思ったものを誤ってセリヌンティウスに渡してしまい、セリヌンティウスは気付かずにそのまま着用して旅立ってしまった。でもめっちゃ似合う。本人も結構気に入ってる。 ついでに雇い主の娘も「これで私も冒険に出かけてもいいくらい一人前として認めてくれるのね！旅は何かと危険だから男装しろってことね！ありがとうパパ！」と冒険に出かけてしまった。 種族：アルギュロス 祖は人間に擬態する液体金属の種族。人間との交配を続けることで遺伝情報を読み取り続け、ある時遂にほぼ完全に人間になった。 アルギュロスの母親が自分の子供を妊娠している間に子供の姿を想像するとそっくりそのままで生まれ、親が望んだ通りに成長する。そのため大抵が美男美女。ある一定の年齢で成長が止まり、少年期や青年期の外見のまま寿命を迎える。 人間と全く変わらない能力を持つために人間の社会に完全に溶け込み、一般的には「めっちゃ若く見える人」程度の認識。アルギュロスだと自覚していないアルギュロスも少なくない。アルギュロスが生まれる確率は非常に低く、「視力6.0の日本人がいる確率」程度。

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