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※2015：自宅警備員ベース ＜職業技能ポイント＞ 隠れる、聞き耳、コンピューター、忍び歩き、図書館、個人的関心の技能3つ 　→個人的関心の技能：目星、博物学、心理学 【職業特記】 CON-1。 ネットのうわさ話に関する<図書館>に+20％のボーナス。 【特徴表】 ＜4-7(D)：眼鏡をかけている＞[1d6*10]P→[3*10]P 探索者は常時眼鏡を必要とする。 眼鏡を失えば、視覚に関連する技能はキーパー判断で-20％減少することがある。 ＜-：＞ 【探索者データ】 ＜家族＞ なし ＜友人＞ 限りなく少ないが、その友人達を心の底から大切に思っている。 ＜性格＞ 穏やかで大人しい性格に見えるが、苛烈な感情を内に秘めている。 人を恐れる所もあるが、その実自身を傷つけたり、大切な物を奪おうとする人間に憎悪するような嫉妬深い性格でもある。 ＜簡易設定＞ 〇好きな花：カルミアの花 両親は気がつけばいなかった。そのことに関しては元よりない物と考えているため、心に大きな傷がある訳ではないが、その痕跡は全身の見える場所へと残っている。 事故にあったのだという話を、物心がついたときに聞いたのだ。詳細は知らない。 顔、腕、腹、足、果てには視力まで……引き攣れたような皮膚に疑問を抱かなかったが、他の人と違うと認識するようになれば次第に自身の体を嫌い、事故にあった両親を憎むようにもなっていった。 何故自分の体がこのようになってしまったというのに側にいてくれないの？どうしてこんな状態で置いて行ってしまったの？と、幼心に思ったもので、人と話すのに恐れを抱く。自身を見るものが自身をけなすのではないかと思えば、相手が攻撃的にならず、好意的に接してくれるかを考えるようにもなり、自然と人の感情を読み解く術を身に着けた。 その中で出会った彼女。自身の容姿を気にかける者は数多におり、彼女も例外なく自身を気にかけた。 しかし一つ違ったのが、その瞳に憐れみの色が見て取れなかった所であり、純粋な心配の色をぶつけてくる物で……それがやけに嬉しく、幸せにも感じている。 自分を噂する者に立ち向かう姿は頼もしく、つんと澄ました顔の裏にある少女然とした愛らしさに口元は緩み、凛と立つその姿には優美さすら感じさせた。 そんな風に接する彼女が欲しい。それは恋愛などという可愛い物ではない、只の物欲や独占欲にも似た物だろうか。好きなどという甘い感情などなく、只々目の前の彼女が自分をどんな形でも気にかけてくれればいい。それが恋愛的な愛でも、友愛的な愛でも構わない。自分の存在を軽く扱わない場所に置いてくれるようになればいい。そのためならば、彼女のそばから離れることもやぶさかではない。 「可愛いあなたのことは私が知ってるわ。」 そう告げれば、ほら。顔が“赤”くなる。 【技能ポイント】 【AF/呪文】 【魔導書】 【不定】 【遭遇神話生物】 【通過シナリオ】 ※この先シナリオのネタバレ有 【蛇足設定】 アイにかえる無彩花NPC ■PC：乙川音姫 〇好きな赤い花：ナデシコ「純愛」「燃えるような愛」（タツタナデシコ「いつも愛して」） ＜山戸撫子との関係＞ 撫子を心底大切に想っている。彼女の柔らかな物言い、自身を理解し、そっとかけてくる言葉。それがどうにも気恥ずかしく思いながらもどうにも嬉しい。 外見こそ痛々しい物であるが、それが彼女自身を変えるものではない。苛められているのがどうにも気にくわなくて、守ろうと動いたのは……さていつだったことか。 その頃からだろうか、音姫が男のようにふるまうようになったのは。世間は自分達を不幸でか弱い存在だと見下しているように感じた出来事だ。 彼女には可憐であり続けて欲しい。それは愛情とは程遠い……なりたい自分を彼女に押し付けているだけに過ぎず、当の本人はそれには気付いてなどいない、否、気づかないふりをしている。 蝶よ花よと可愛がるのは何も彼女の為なんかじゃないのだ。自分がそうされたかっただけ……守られたかったし可愛がられたかった、それを彼女にすることで自身の欲求を満たしているだけに過ぎない。 愛ではなく依存や執着。それを撫子がどう感じているかはわからないが、音姫は純粋に撫子を大切にしていると思い込んでいる。 撫子のいない今、音姫は不安定になりつつある現状だ。 誰かの支えを必要とする癖、それを外に発信しない。徐々に自分を見失い、自身にかけた“男のように振舞う自分”という暗示が強くかかりだしている頃だろうか。 撫子の柔らい「かわいい」の一言。自分を女であると知らしめる、甘い毒のような音を欲している。

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