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人気バンド　フィッシュオアチキンのキーボード兼作曲担当。 女性っぽい自分の名前にコンプレックスを抱いているために名字で呼ばれることを好む。 幼い頃から母が自宅で開いていたピアノ教室の影響で絶対音感に目覚める。 自身もピアノで遊びながら育ったためにある程度の演奏が出来るように。 高校生の時に身体から陰キャオーラが出ていたためいじめに会い、引きこもりになる。 引きこもり生活の中で何かをしなければいけないという焦燥感に駆られてボカロPとしてデビューし、作詞作曲を手がけて動画投稿サイトに1曲目を投稿。 じわじわと再生数を増やしたところで2曲目を投稿するも「歌詞がダサすぎるｗｗｗ」というコメントが目に入ってしまいその日のうちにアカウントを削除。 曲は生来の(作曲に関しては)天才的な感覚で作れるが、歌詞は受け取り手のことも考えないといけない。 同年代とのコミュニケーションや読書などの習慣がないのにも関わらず気取った歌詞にしようとした結果である。 ただの引きこもりにジョブ・リターンしてしばらく経った頃に母親のピアノ教室に通っていた幼馴染から兄がバンドメンバーを募集していると言われ、半ば無理やり外に引きずり出される。 その後幼馴染の兄とその友人たちとバンドデビューを果たし、メジャーデビューから人気バンドの一員になる。 しかし長年蓄積された陰キャオーラが抜けないためにライブ時には頭に魚か鶏の気ぐるみの頭部分を被って演奏をしている。 稀に豚や牛の着ぐるみを被ったり、ライブイベントで何の動物になっているかを当てる企画がある、らしい。 顔を隠しているため街を歩いていても話しかけられてこないのが楽な反面、やっぱり少し寂しく思ってしまう陰キャ心理を働かせている。 なお、未だに人と話すのは苦手なため陽キャオーラに当てられると目線を逸らしながらどもってしまう。 全国ツアーを終えてしばらくの休暇を得たことで久しぶりの帰省をする。

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