タグ： ネクロニカ シンキ

いつもはおちゃらけているが戦闘になると、自分はなにをするべきか・姉妹はどう動けばいいかを素早く判断し、全力で支援をする キーワード：【父親】 何時も研究ばかりで自分を顧みない父親が居た。 この施設に自分の子供を預けて研究し続ける自分の父親。 自分は勝手に楽しくやっていたけれど、それでも偶に悲しくなることは有った。 彼が何かを作るために頑張っていた事だけが自分が覚えている父親の記憶だ。 そんな彼はある日何処かに行ったきり、居無くなってしまった。 どこに行ったのか誰に聞いても答えてくれなくて…… あのひとが、私に何時も言っていた。この世界は狂っている。でも私は知っていた。本当に狂っていたのはあのひとの方、世界も既に壊れていたけれど本当に壊れていたのはあのひとの方、あの人は狂っていた。それでも私はそばに居続けた、それは私が狂っていたから？　それでも傍に居るしか無かったから？ 「先生が……ファムを待ってるって。やっと完成したって……」　彼女はそう述べた後に焼却されました そういえば思い出した、チーシャと一緒に此処に訪れていた気がする。 　ここに来れば色々な物を手に入れる事が出来たから。 　だから此処は私の庭だった。 　 　ここからは工場と、奥の方に第二研究室の扉が有った気がする。 　何時も私達は此処に有った御菓子と雑誌をを読みながらとりとめのない話をしていた。 　……そう、確かあの時も、第二研究室の光景を眺めていて…… 貴方は孤児では無い、貴方は父親に連れられてこの施設に辿りついた一人だ。 貴方は此処で働かされながらも、学び、友達と暮らしていた。 良く分からない訓練、護身術、テーブルマナー、そして超能力の訓練も、どれも友達と一緒にやっていたから楽しいのだ。 君には友達が居た。チーシャ。彼女はサムの双子の妹の割りには似ていないそれでも人受けの良い友達だった。 君達は何時も一緒に居た。あの日も、物資を横取りして一緒に雑誌を読んで笑っていた。 あの時、私達が研究室を覗き込むまでは……確かにその日々が続いていたように思える。 研究室の中では父親ではない先生が、マーチとニーチェに「酷い事」をしていた。 私達は怖くなって逃げ出した、誰にも言わないと二人だけの秘密を抱えて。 私達の生活は変わることなく続いた、それこそずっと、でもチーシャの顔色は少しづつ悪くなった。 だから私はパパに頼みこんだ、チーシャに酷い事をするのは止めてと。 だが彼は答えなかった、コレも仕事なんだと言われたけれど納得はできなかった。 少しづつ、皆つかれ始めていた。 アンデッドになって疲れない体でも、精神が壊れていく。 ……あの日私は見た、第二研究室で言い寄られるチーシャの姿。 私は逃げだした。 彼女と疎遠になった後、ある日、この施設に来客が来た、彼女は青いエプロンの女。 父の研究は進み、私とも話さなくなった。 彼女が来てから研究は進んでいるようだった、そしてある日、この建物は誰かに襲われて……私は皆を捨てて、逃げだした。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ