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「ちょっとー？このあたしを一人にする気ぃー？！」 破天荒お金持ち世間知らずなお嬢様くま。くまー！ 父は熊柳博士。発明家で特許による巨富を築いており母は歯医者。 ひとりっこで多忙な両親のために幼いころから面倒は家政婦と運転手と乳母が見てくれていた。 恋愛なにそれ美味しいの？ぼんやりと自分も将来は発明家になりたいことから奇抜な発想、 新しいものを好む（ただし勉強はきらいなため表面的に父を模倣しているのみ）。 身内に甘く多忙な両親に心配をかけまいと明るくふるまう反面、 寂しがり屋なのでうさぎのぬいぐるみと寝てる。これは最高機密事項である。 温室育ちからかプライドは高く自分が不当に扱われることに憤る。目には目を。 やられたらやりかえす（決意） 思いついたことは何でも挑戦するけれどお嬢様なので 自分が動く必要性を感じなければ人にやらせる。頼まれごとは見返りがなければやらない現金主義。 今回の旅行も心配した両親が無人島へのお供を10人つけようとしてくるのを 売り言葉に買い言葉でなんとか抑え込み、 代わりに自分が無人島サバイバル技術研修および知識講座講義講習その他 思いつくレクチャー全てをみっちり受けることで初めての一人旅チャンスを勝ち取るに至った。 どやっ。ちょっと誇らしい。でも内心寂しくてどうしようって思ってる。 就寝のお供にうさぎminiこっそり連れてきた。隠し持って歩く所存。 無事帰った暁には家庭内でささやか（豪華）な初めての一人旅おつかれさまパーティーが開催されるだろう。溺愛されている。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− KP：==================================================== KP：【今回予告】 青い空！　白い雲！ 波打ち際でアバンチュール！ 弾ける飛沫、きらきらの海！ 見渡す限りのプライベートビーチ！ VIP専用チャーター機で行く、四泊五日のバカンスへようこそ！ KP：==================================================== KP：【導入】 舞台は現代日本。 盛夏の真っ只中、君達の元に届いたのは一通の手紙だった。 手触りの良い茶封筒に施された封蝋、よくよく見ると、それは見慣れた文具メーカーのロゴだ。 そうして中から出て来たのは、なんと「無人島旅行キャンペーンに当選しました」と書かれた書類。 ——君達は思いがけない幸運に胸を踊らせ、招待状を持って旅路へと着いたのであった。 KP：==================================================== KP：2018年7月某日、快晴。時刻は14時。君たちは、思い思いの荷物と夢と希望を抱え、指定された飛行場までやってきた。 KP：見慣れない小さめの機体は、それが専用のチャーター機であることを表している。 三廻部くるみ：「これから五日間、皆様のお世話をさせていただく三廻部(みくるべ)くるみですー。本来なら執事長が出迎える筈だったのですけれど、ちょっと今本島に帰ってまして」てへっ、とした笑顔。「もし以前に来てくださった方がいたらー、お帰りなさいって出迎えるべきなんですけどー……ごめんなさいね、あたしじゃ解らなくって」 ■「神々廻島」＜図書館＞＜コンピューター＞神々廻（ししば）島というのは、伊豆諸島の一角にある小さな孤島だ。これといって観光名所がある訳ではないが、神々廻製薬の創業社長が別荘を構えていたことで名が知れている。旧神々廻邸は、現在宿泊施設として稼働している。 三廻部くるみ：「知っての通り、ここは神々廻製薬グループが研究していたところでー、あんまり観光地ってないんですけどー」 三廻部くるみ：「船着場では魚が釣れるし、邸宅の近くの林には小動物がいますねー。旧住宅街と研究所跡は、何十年も手を付けられてないかなー」 「ん、海底洞窟ね。うちの裏手にある崖から、避難用の梯子を使って行けます。危ないから、一人で行っちゃ駄目だよー」「ああでも、海底洞窟って引潮の時じゃないと無理だから……まあ二三日中には行けるかな？」 KP -> 熊柳えちか：じゃあちょっと一旦保留にしてください、このSPLはあとでどこかで適用します。メモしておいてくれ 熊柳えちか -> KP：メモ：知識SPL A室（自室）とF室にデスノートのライトくんみたいにシャー芯をドアに挟んでおくやつをしている KP：室内はこんな感じだよ。 KP：「天蓋付きベッド」「抽斗付きのサイドテーブル」「椅子一組とローテーブル」「二人掛けのソファ」「シャワー室」「トイレ」。 KP：抽斗付きのサイドテーブルには、部屋の鍵が置いてあるね。 KP -> 熊柳えちか：では君は、この詩に強烈な違和感を覚え、またマザーグースや江戸川乱歩を思い出したことを、強く認識してください。 KP -> 熊柳えちか：でーまずはですね、神戸の部屋。ですが、そもそもまずこの扉、屋敷、建物。 KP -> 熊柳えちか：やたら分厚いなと思います。風の音すら入ってこない、生活音さえきこえない。 熊柳えちか -> KP：「高級なお屋敷では常識でしたか〜〜あちゃ〜」 KP -> 熊柳えちか：普通の家々より、ずっと分厚く頑丈にできているのだろうね。だから聞き耳が半分なのだ。 熊柳えちか -> 咲：予想だと１．本当にいたずらで怖がらせるためにわざと薬品で古そうな紙に見せてる ２．ガチでヤバいやつでずっと繰り返し毎年このツアーでこの紙が使われてきている 咲 -> 熊柳えちか：「……前者の可能性は低いと感じます。理由は……今は言えませんが」困ったような表情。「……後者については、ボクが今夜にでも調べておきます。だからそんな顔をしないで」と、不安そうに見えた熊柳の肩にそっと触れ、また手を離した。 咲 -> 熊柳えちか：少女が顎を引いたのを見て、目交わした双眼をゆっくりと瞬きさせる。そうして僅かに口端を上げ、「はい。そのためのボクですから」と囁いた。 咲 -> 熊柳えちか：そんな君の態度を見て、強張っていた頬が僅かに緩んだ。ありがとうございます、と囁くように答え、おまもりのようにミニタオルを握り締めて自室に引き返す。タオルぎゅう。 熊柳えちか -> 咲：うさぎの刺繍がしてある（勝手な設定） 咲 -> 熊柳えちか：ちなみに目をあわせてゆっくりまばたきするのは猫にとってはしんあいのあかしですなの（猫寄りロール KP -> 熊柳えちか：「ですかねぇ……。しかし、天下の三廻部にゴミ出しだなんて贅沢ですね」「そう言われると、このツアー自体よく分からんけどな……」「よく解らない、とは？」 KP -> 熊柳えちか：みたいな会話がきこえました。 神戸 奏人 -> 熊柳えちか：ではあなたは、神戸がちょっと古めかしいペンダントを持っていることに気付くでしょう。懐中時計のような見た目ですね。 神戸 奏人 -> 熊柳えちか：また、目星成功なので、「K.H」と彫られていることに気付いていいです。

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