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☆POWを算出する際に+3の固定値が付く。(ただし上限を超える事は出来ない) ☆あなたはPOW*3ptを＜心理学＞に振り分ける事が出来る。(そこにプラスして技能ポイントも付属出来る) ☆POWが他のステータスよりも低かった場合、ステータスの中で最も高い値になるように入れ替える事が出来る。 一発振りにしてはとんでもなく高いステになったので、振り直し・交換はしていません。 ダメボ1ｄ４あります。 今回は特徴表は使用していません。 幼少期に厨二病を発症してしまい、治る事がないまま大人になってしまったみつみねさんとさがみはらさんになりました。 以下、キャラクターねるねる。 みつみねさんとさがみはらさん。(長い) 三嶺 旭は、小さな頃から、器用で要領のいい子供だった。 警察官の父と母。傍から見れば正しく美しく、理想的な家庭。 多忙でなかなか家族が揃うことはないが、何不自由のない暮らし。 さみしいなんて言ってはいけないこと。 わるいこがいうわがままだ。 そうして教えられるうち、寂しいなんて感情は、わすれた。 誰に教えられずとも、勉強も運動も出来たし、褒められた。 適当にこなしていても評価された。 曖昧にやんわりと笑っていれば人にも好かれ、求められた。 いつの間にか、周りにいる同年代の子供を心の内で見下すようになった。 中学、高校、大学と。だんだんと大人と接する機会も増えるうち、子供だけではなく大人に対しても。 不器用でくだらない、取るに足らないような人間しかいない、と思った。 『どうしてこんなこともできない？どうしてそんな風にしか考えられない？』 求められるままそこそこに生きる適当で軽薄な自分、こんなつまらない自分にすらくだらないと思われる人間なんてどうしようもない、と。 将来について考えた時、両親がその道にいた、という何となくの理由だけで警察官になる事にした。 警察学校に入学し、同じ教場で過ごす同期のたくさんの学生の中、 そこに『相模原涼』という人間は居た。 警察学校では同じ教場の学生は、日常生活から授業まで、生活を共にする。 その中でも彼女と接する機会はなにかと多かったように思う。 日々の中で感じたのは小さな違和感。 優秀で、誰に対しても温厚で人当たりのいい美しい女性。 けれど、時折彼女の輪郭が二重になるような、滲むような、そんな違和感を感じる。不思議な感覚になる女性だ、と思った。 卒業式の帰り道、偶然二人になった時、彼女は言った。 『三嶺さん、好きです。』 『色々と拗らせてしまった性格最悪な三嶺さんのことが好きです。』 聞けば、彼女も幼少期からずっと同じような日々を過ごしてきたのだという。 三嶺と出会い、同じような性質の持ち主だと、すぐに分かったそうだ。 最初は同類嫌悪になり、けれどそのうち、だんだんと重なる部分を見て、嫌いな部分も愛おしくなっていったと。 自分の想いは恋のそれではなく、自分自身と三嶺を勝手に重ねて感じた共感からくるおかしな想いかもしれないが、傍にいたいと。 ともに、日々を楽しく生き、お互いを肯定し、世界を正しく捉えられるようになっていきたい、と。そんな、告白だった。 おかしな女だと最初は思った。 けれど、そんなことを言った女性は今までにひとりとして居なかった。 だからこそ、気になって仕方がなかった。 警察官として働き始めてからも連絡を取り合い、食事へ行ったり、こまめに会ったり。 共に過ごす時間が増え、段々と１人の女性として意識していくようになり、 気が付いた時には最愛の女性であり、同志であり、揺るぎなく掛け替えのないパートナーとなっていた。 いわゆる準キャリア組の警察官になり、忙しく日々は過ぎていった。 そのうち、自分がチーフとなる零課が結成されることとなる。 綾原、倉持、轟。 個性豊かなゼロのメンバー。 そこに、彼女も居た。 涼の恋人となり、ゼロの仲間たちと関わるなかで、三嶺は少しずつ変わっていく。 今まで無意識に張っていた何かが緩んだのか、もともと少し抜けている部分が自分にはあることを知った。 誰かや何かに対して関心を持って向き合うことをせず、表面をなぞるだけでしか物事をとらえてこなかったことを自覚し、 他人の想い、感情からの行動、どうしようもないようなことが存在するということも知っていった。 今までアタマではわかっていても理解しきれていなかったこと達に重みが生まれていく。 ・・・そうして『庭師』の事件へ繋がる。

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