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十朱 実行(とあけ みゆき) 26歳、男性、私立探偵、大卒、一人称:俺 誕生日:12/25 めんどくさがり屋。良くいえばサバサバしている。 幼い頃から機転が利く子だったので、兄から医学部を進められ、俺に合うって言うなら、とその道に進むことを目標としていた。然しながら、実際に大学で学ぶと、｢なんとなく向いてねぇわ｣と他の学生との熱量の差を感じ、転部。同じ大学の法学部へ。 法律を学び、検事や弁護士を志すものが多い中、探偵を選んだのは、事件への純粋な興味。法とそれを掻い潜ろうとする人の関係を、面白いなと思ったから。また、競い合う事は自分には向いてないと悟る。というか、競争するのは面倒、燃えない。 学生時代から探偵の真似事のような事はしていたが、報酬を受け取らない(受け取るのを忘れる)ので、稼業にはなっていなかった。 すぐ事件に没頭し、また生活能力が乏しすぎるために、部屋はぐちゃぐちゃ、ちゃんと食べない、そこら辺で寝るなど酷い。 カロリーメイトはバランス栄養食。 神の食べ物。 すごい。 カロリーメイト狂信者。 2年半前から助手の蘆矢慶治(あしや よしはる)を向かえ、探偵事務所を開いている。名前はそのまま｢十朱探偵事務所｣。人気はそこそこらしい。 普段は敬語だが、慶治さんのことは呼び捨て(タメでと言われたので)。彼には尊敬されているけど、本人はよく分かってない。なんかすごい面倒見てくれるなあって思っているし、いつも居るなあって思ってる(雇っているので当たり前)。 低姿勢だが、慶治さんのことは自分よりも頭が良いと分かっているので、頼りにしている。 (殆ど表に出ない設定) 実家が不動産屋。 法学部への転部はたいして咎められることもなかった。 医学部生時代(2年の時に)に恋人をバイク事故(？)で失っている。唯一の理解者と言っても良かったのに、今の自分では助けられないという無力感。他人との熱量の差を感じた理由としては、あと、4年も医者になるまで待てなかったから。熱量としては逆に周りよりも十朱の方があった感じ。｢俺は医者には向いていない｣。現実逃避するように法学部へ。 事件に没頭するのも恐らくそこから。 原因不明の彼女の事故の真実を追い続けている。 面倒くさがりなのは元々だが、拍車をかけて、いろんなことに興味を持たなくなった。今は唯一事件だけ。 自身の生活についても興味が無いが、しょうがないので生活している。別に生きることに消極的な訳では無いが、死んでも親に迷惑なので生きているくらい。好きな事させてもらってその先で死んでしまったら、すまん、という感じ。 兄とは仲が良くない振りをしているが、実はとても尊敬している。兄が｢俺｣というから｢僕｣から｢俺｣に変えたり、兄に薦められた道に行ったり。 自分より優れた人間の真似をして、いつも何者かになりたいと思っていた。

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