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穏やかに笑う児童小説家の少女。 とある人に小学校以来の片想いをしている。 祖父の部屋で見つけたとある本に載っていた呪文とその注釈を用いて探索者を閉じ込めた。 しかし、注釈が完全に訳されておらず未完だった為、完璧に仕組みを把握しているわけではない。 【彼女の生い立ち】 探索者は小学生の頃の同級生である。 両親が蒸発しており、祖父と暮らしていた玲夢は、性格の暗さもあってか同級生にいじめを受けていた。 そんな生活の中で、イツミが何気なくかけてくれた一言は彼女にとって救いとなり、いつしか心の中で彼女を慕うようになる。 数ヶ月前、祖父の葬式の帰りに玲夢は偶然成長したイツミを目撃する。 イツミは覚えていなくても、彼女にとっては忘れるわけはない人物だ。 その日から、祖父の遺品整理をしながら、 夜は同じ場所で探索者の帰宅姿を見つめる生活になる。ストーカーの誕生である。 祖父の遺品整理中、玲夢は古びた本と昔祖父が付けたであろう注釈の紙を発見。 そこには「夢見る人の罠」「魂の束縛」「肉体の屈服」等様々な呪文が記されていた。 玲夢は記述を読み込み、考えた。 この呪文があれば、イツミと一緒に暮らせるのではないか…?と。思い立ったら吉日とばかりに玲夢は呪文を学び、こっそりとイツミへ呪文をかけ、自分の家へと連れ込むことに成功したのであった。 とにかく小学校以来ずっとイツミのことが好き。絶対に覚えていないということは理解している。友達もおらず、唯一の肉親であった祖父も亡くしたことで｢死ぬか！｣と思っていた矢先に、再びイツミを目撃したことで、きっかけを作って仲良くできないか考え始める。しかし方法が最悪。 友達が居たことがないため、距離の詰め方が壊滅的に下手。

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