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双海家双子の片割れ。男の方。 理系男子。機械とか回路とかの勉強をするのが割と楽しい。成績は上の中 運動もそこそこできて、二年の頃はサッカー部でエースを張っていた。今は受験もあるので引退している。 そこそこ男子とふざけ合ったりもする、どちらかというとうるさい部類の男子。 とはいいつつ、クラスの中心にいるよりかはそれを見守っているポジションにいる。 騒ぎ立てたりまとめたりするのは得意じゃない。流されていきたい。そうしたら楽だから。 その輪の中に手を引いて入れてくれる親友がいる。ただ一人、本音で話せる一番の友人。 彼が片割れの事を好きだということを知っている。そのことに関しては、吐き気がするほど嫌悪感しかない。 ストレスの発散が下手くそ。貯めに貯めて、一気に吐き出す。突然泣き出したり怒ったりする。 カッとなると手が出る癖があり、自分でも直したいと思いつつ、上手くいかない。 また、自傷行為をするわけではないが、常にカッターを持ち歩いている。 特に理由はない、はず。そう自分では思っている。便利だから持っているだけらしい。 （本当は、いつか片割れをカッとなって殺してしまったときに、一緒に死ねるように。） 　　あの日までは片割れに特別重い感情を抱いているわけでもなく、普通に、それなりの距離を保っているつもりだった。 　　向こうがどう思っているのかは知らないが、双子とはいえ性別も違うし性格も違う。似ているのは顔くらいだろう。 　　特になにをしているかも気にならず、適当に日々を過ごしていた。 　　そんな、ある日の中学の夏。蝉の鳴き声が煩く聴こえる暑い暑い昼間。 　　片割れと口喧嘩をし、頭に血がのぼってしまい、近くに合った熱湯の入った鍋をぶちまけた。 　　その時の彼女の痛みと恐怖に塗れた表情が今でも忘れられない。彼女の悲鳴と蝉の鳴き声が、時々夢の中で自分を責め立てる。 　　以来片割れに対して強い罪悪感を持っている。責められても仕方がないという諦めもある。 　　それと同時に、度を超える彼女の行為に苛立ちも感じている。 　　何がしたいのかわからない。何を望んでいるのか分からない。何でするのかわからない。 　　わからないけれど聞くのも怖いし、原点を探せばあの時の自分に辿りつく。 　　だから黙ってる。 　　（本当は恐れているだけだ。同情心も罪悪感も欠片もない。いつか本気で殺してしまうかもしれないと思ってる自分が、怖いだけ） 一人称：俺、二人称：お前 【特徴】信頼のおける人 ---------------------------------------- 【どちらかが死ぬ】 （6。心因性視覚障害（目星不可。精神分析をうける際に技能値に-30）） ---------------------------------------- 【小学】 図工が得意（機械修理3、電気修理5） 理科が得意（生物学6、物理10） 国語が得意（図書館5、母国語2） 図工が得意（機械修理10、電気修理7） 図工が得意（機械修理7、電気修理9） 家庭科が得意（信用7、心理学8、） 【中学】 理科が得意（物理学30） 数学が得意（コンピューター20、図書館10） 数学が得意（図書館20、物理学10） 【高校】 委員会に所属（信用30） 運動部でエース（芸術（サッカー）30） 理科が得意（生物学20、博物学10） ---------------------------------------- 【花ダイス】パフィオペディルム：「装った魅力・優雅さ」「気まぐれ」 貴方はどこか滑稽だ。簡単に粗が見つかる。だがそれでいい。貴方は移り気、猫のそれ。誰も貴方を責めないだろう。

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