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特徴表：大切なもの(D) 他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失ったときには1/1d8正気度ポイントを失う。 1d6→6×10=60ポイントを技能ポイントに振り分ける。 特徴表：戦士 周囲の物はすべて武器だと考えている。あらゆる近接戦闘武器（肉体を使った技能は除く）の基本成功率は50%である。 誕生日は6/23 警視庁「神話生物対策課(DCMD)」の刑事。 普段から常に笑顔を浮かべており、なんとなく胡散臭い。相手の心理を読んだり、言葉巧みに相手から証言を引き出すことが得意である。 本人からは仕事に対する熱いものを感じられないが、実は犯罪や人に危害を加えるようなことに対して大きな憎しみを抱えている。 幼いころ、成績もスポーツも器用にこなす彼は周囲から孤立していた。ただ学校に行き、教師以外と特に会話をすることもない灰色の毎日を送っていた彼の人生に色を与えたのは近所に住むある女性だった。その女性は彼にチェスを教えた。彼にとって初めてかなわないと思った人間だった。毎日のように放課後にチェスを打ち、他愛ない会話をするようになった。彼女は彼に笑顔の大切さ、人とのかかわり方、そして相手の表情や感情の機微の感じ方を教えた。そのうち彼は学校の中にも友人ができるようになり、性格も明るくなっていた。学校に友人ができてからも、時間を見つけては彼女とチェスをすることはやめなかった。そして彼の17歳の誕生日に、初めて彼女に勝つことができた。彼女はおめでとうと微笑み、今まで一緒に使っていたチェスの道具を一式プレゼントしてくれた。彼が帰った後、彼女は白のクイーンの駒を入れ忘れていることに気づく。近場であることと、次の日が休日であったことから彼女は彼を追いかけて家を出た。一方、帰宅した彼もクイーンの駒が足りないことに気づき、もう一度彼女の家を目指した。普通であれば、二人は道の途中で出会うことができたであろう。しかし、彼が出会った彼女は変わり果てた姿になっていた。彼女の着ている白いワンピースは真っ赤に染まり、いつも笑顔を絶やさなかった顔からは表情というものが消えていた。そしてその手には彼に渡そうと思っていたクイーンが握られたままだった。 彼女の命を奪った犯人は未だに捕まっていない。理不尽に人の命を奪うことに対する憎しみが刑事としての彼を突き動かしているのである。 あの日以来、自分の誕生日と雨の日が嫌いなのだ。 大切なもの→血の付いたクイーン（証拠品として取られたくなかったため勝手に取った）常に胸ポケットに入っている。

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