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【プロフィール】 作家をしていたがとある事情で吸血鬼となった男。詳細後述。 穏やかな口調で優しい人物……に見せかけて内心は毒舌家。 人好きの人間嫌いでやや天邪鬼な性格。 慣れ親しんだ人には軽口をたたくため、ややギャップがある。 達観した性格でもあるため飄々としているとも捉えられるかもしれない。 人間の創り出したもの、特に言葉は好きだが人間そのものは嫌い。 好きになってもややツンデレみたいになってしまう。 【特徴表】 17勉強家:あなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1。また、EDUによる年齢の下限は適用されない。 29バイリンガル:日本以外の国で生活したことがある。[EDU×5]%を、最大3つまでの<ほかの言語>技能に割り振ることができる。 【詳細】 現在の名前は偽名で本名は葛城真琴。1990年7月8日生まれ。元のSTRは11、DEXは9でぶきっちょだった。 母親がイギリス人で父親が日本人のハーフ。父からの家庭内暴力が酷く、幼い頃に両親が離婚。 母の家の方に行ったが冷たく接された。「お前の顔はあの男に似ている」と蔑まれ続けた。 そのため自分の顔が好きじゃない。冷たいご飯ばっかりで食べるのも好きじゃない。周囲の人間がいつも冷たく感じた。本を読んでる時間が好きだった。 ドイツやフランスにも交換留学で数カ月滞在したことがある。が、ここでも居場所を感じなかった。 日本が恋しくてたまらなかった。そのため大学は日本を選んだ。息苦しさは変わらないけれど、あそこよりは息をしやすい。 この国の言葉が好きだ。この国の言葉は美しい。自然と本を書くようになった。作品はまあまあ売れた。妖怪や家族や人間関係をテーマとした作品が多かった。 作家としてのペンネームは「枯野鬼灯」。 人とあまり関わろうとはしなかったが、2015年に出会った前世のHO2、HO3、HO4、真元祈、星見伊織、柔原微風と出会い、段々表情が変わり人に対する態度は軟化していった。 神話的事象は恐ろしいが、それでも心の底に湧き上がる好奇心と、奇妙な正義感でかかわり続けた。 吸血鬼になった際はただ生きたいと思った。人間嫌いの自分がそれ以外になれたのは、何とも皮肉だったが。 食べることに興味がなかったから、別に普通の食事が食べられないことはどうでもいい。 ただ、温かい食事への憧れはなかったか、と言われたら嘘になるが。 前世のHO2、HO3、HO4の死に際しては己の無力さと、再び人間に対する憎悪が増した。 この体は人間の血なしでは生きられないというのも、また皮肉だった。 顔を変えて、姓を変えて、でも名前の音だけは変えずに生きた。 柔原微風と共に暮らしながら余生のように生きていた。彼女が人間でなくて良かったと言ったら怒るだろうか。 もしかしたら似ているから嫌いじゃないのだろうか。温かい家族を知らない自分もまた、一緒にいてくれる誰かがいて心地よかった。 あの惨劇を忘れることなど到底できないが、それでも穏やかに過ごせたのは彼女のおかげだろう。 星見伊織からHO2、HO3、HO4の転生を聞かされた。これだから、人間は、どうしようもない。 遥か永劫の輪廻の果てまでも、苦しもうとするのだろうか？いや、今度こそ、そうはさせまい。 彼らの行く末を見守ろう。もし彼らが何かしたいことがあるなら、いくらでも手を貸そう。それが罪滅ぼしだ。 自分を置いて何度も死んだ君たちも、生きてしまった自分も、殺したあいつらも心底憎いけど。まだ関わろうとは思う。 自分は人間が嫌いだけど、でも人を諦められないのだろう。認めたくはないが、人を好きでありたかった。 さて、これからどうしようか。 【名前について】 輝血→かがち。鬼灯(ほずき)の別命。鬼灯の花言葉「偽り」「心の平安」。吸血鬼の「鬼」と誕生日が7月8日で誕生花が鬼灯のため。 真琴の音は好きだった。言葉が好きだから真言にした。単純だが、シンプルイズベスト、だ。 【NPCに対して】 ・柔原微風：自分を吸血鬼にして助けてくれた人。感謝は尽きず、数少ないおふざけが出来る人物。彼女に対しては一種の共同体めいた感情を抱いているが、友愛なのか、家族愛なのか、異性としてなのか、同じ傷を持った人物だからなのかは、自分でもわからない。ただ絶望し疲れていた自分と一緒にいてくれたことは救いだった。辛くなったら殺してやるとか、そんな言葉を言わせてしまった。君を置いて逝くわけには、いかなだろう。言わないけど。好きな所:人間じゃない所。 ・星見伊織：陰険な自分と違って明るいやつ。自分にはない知識を有していて大変興味深い。色々と助けられている。人間離れしているから、まあ嫌いじゃない。君が何を知っていようと、何が出来ようと不思議じゃないな。 ・真元祈：死亡している。君がどんな奴だったのか、ボクはあまり知らない。同姓同名の奴がいるけど……真元祈の前世の名前、設定変更しました。 祈の前世の名前は山本日向（やまもと　ひなた） 【自分の作品】 タイトル：居待月は誰を待つ 冒頭：夜のような色なのに奇妙に明るい空、真っ白な花を咲かせる大木だけが目の前に広がっていた。私はそんな場所で目を覚ました。ふと木を見上げると、大木の枝には男が腰かけていた。その男は私を見るとこう言った「こんばんは、新たな旅の人」。 あらすじ：奇妙な世界で目覚めてしまった私は「男」と出会う。どうやらここは現実と違う世界のようだ。私は現実に戻るために「男」と旅をすることになる。この「男」は元は現実の人間だったが、自分が現実世界で死んでしまったこと以外の記憶は失っていた。時々この場所に迷いこんで来た現実世界の人間を帰すようなことを繰り返しているらしい。 旅が進むごとに「男」が罪を背負っており、記憶を忘れさせられ、この役につかせられていることを知る。 彼は旅人が現れるごとに誰かと出会い、自分のことを思い出し、置いてきた妻を思い出し、そして罪を思い出すのだ。 そしてまた「男」は忘れるのだ。 私は忘れる「男」に残せるものなどあるのだろうか。それとも、こんな考えすら傲慢なのだろうか。 私の解はご想像にお任せします。ドリランをイメージしたものです。男は死の前に夢を見て、この世界に来ました。 【１１巻　死んだと思ったら吸血鬼になっていた件について／著：葛城真琴】 古びたラノベ。現在では絶版。2020年発行。 ・内容は葛城真琴（かつらぎ まこと）、月村未那（つきむら まな）、七彩薊（ななせ あざみ）、七彩咲八（ななせ さくや）、という四人が様々な怪異に巻き込まれる冒険活劇であるようだ。 ・葛城真琴は元人間の吸血鬼であり、吸血鬼の特性であるかぎ爪や催眠の一種である暗示を用いて戦っていたようだ。 ・月村未那は日本刀の遣い手であり、親友の星見伊織と互いに背中を預けながら刀を振るい戦っていたようだ。 ・七彩薊は拳銃の遣い手であり、その戦闘力で怪異に立ち向ったようだ。 ・小説での七彩咲八の死因 墨の様な者で忌々し気に塗りつぶされている ・共闘した星見伊織との関係 4人とは同じ敵を倒すためにサポートを行いながら共闘していたようで、特に月村未那とは星と月の様に互いを補いあうような深い信頼関係で連携を取っていた様子が見られる。（葛城真琴という作者と同じ名前の登場人物が作中に出ています） ・この巻では、葛城真琴以外の三人は怪異との闘いで死亡し、葛城真琴だけが取り残されるというビターエンドで終わっている。 ・続編は書かれていない様子だ。 【※秘匿※　個別HO　HO1】 ①貴方は長いこと生きている吸血鬼の探索者だ。元々は人間だったが、2015年の25歳の時に神話的事件で死亡し、そして蘇生の呪文を詠唱された結果、生き延びる代わりに吸血鬼の体になった。同じ学校の保険医、柔原 微風(やわら そよかぜ)(NPCデータを参照)は吸血鬼探索者として生きる上での協力者でもあり、唯一自身の秘密を知る人物だ。何故なら、27歳を名乗る柔原 微風もまた、明治時代から生きている吸血鬼である為だ。今彼女は貴方に合わせて保険医として生きている。寮生活をする前は二人で和風の大きな一軒家で暮らしていた。食事は柔原 微風の伝手で廃棄血液を摂取しており、人を襲った事は無い。 ②HO1と、HO2、HO3、HO4の前世は、2018年の夏、自身が28歳の頃にニャルラトホテプを異能力を用いて殺している。神殺しの結果、ニャルラトホテプの愉悦を信仰していたカルト教団『今際の黄昏研究所』に恨みを買い、2020年の冬に襲撃され、炎の中でなぶり殺された。HO1は吸血鬼の体だからこそ炎の中でさえ死ぬ事が出来なかったため、限界を超えて何度も異能力の『時間遡行』を用いてやり直した。しかし、何度やり直してもHO2～HO4の前世が炎の中なぶり殺される結末を変えることは出来なかった。カルト教団の襲撃時に共闘していた星見伊織という魔術師にもう無理だと告げられ断腸の思いで異能力の使用を諦める事を受け入れた。『今際の黄昏研究所』も、この状況で生き続ける事こそ地獄だろうとのHO1の生存を見逃した。 ③HO2～4の前世が死んだ2020年から彼らの高校入学の2036年までの間、どういった想いで長い年月を生きてきたかはPLに任せる。これは簡易で構わないのでキャラクターシートに記入しておいて欲しい。 ④2036年…HO2～4が高校入学しようという時、魔術師である星見伊織にHO２～４が転生した事を知らされた。記憶が無い様なので声をかけなかったが、せめて傍で見守るべく、HO2～4達の通う高校の国語教師・寮生となった。柔原 微風は呆れながらも協力してくれ、彼女は保険医として同じ高校・寮に居る。彼女との間には少なからず信頼関係はあるが、具体的な関係性はPLに任せる。『人一人が成長する程の時間以上は吸血鬼という運命を共にした』という事は念頭に置いて欲しい。関係性を決定したのならキャラクターシートに記入すること。迷う様なら「シナリオ内にて決定します」とキャラクターシートに記入し、シナリオ内RPの流れで決めてよい。 ⑤吸血鬼としての技能：かぎ爪80％ダメージ1d10+db（存在自体が怪異的存在である為、この攻撃は魔術的な装甲を貫通する）を持っている。キャラクターシートに記入すること。 ⑥吸血鬼としての技能：暗示　POW×５ロール成功で相手へ暗示をかける事が出来る。何処まで何が出来るかはKPに一任する。少なくともHO１はこれを用いて周囲の目を欺いて長年生きてきた。キャラクターシートの技能値に記入すること。数値に困ったら1か99辺りを適当に入れる事。 ⑦異能力：時間遡行「セッション中に一回だけ、任意の時間へ飛び越えることが出来る」を持っている。（別途資料を送付する） ⑧過去を知る異能力の影響で、敵の行動をある程度予見する事ができる――…故に、回避技能の初期値を80％とする。 ⑨吸血鬼としてステータスDEXを18固定する。 表の使命 「HO2～4が成長していく姿を傍で見守り続けること」 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ◆回想（※HO1のみ最初から全て開示するが、HO2～4はシナリオ内で明らかになる為非公開である事に注意。） ①2015年、人間だった僕が死に、吸血鬼の僕が生まれた時の記憶――…神話生物に高所から叩き落され、もう助からないと思った。けれど、柔原 微風が駆けつけて…『友を助けたいか』『生きていたいか』『力が欲しいか』――…そう問われ、なけなしの力で頷いた。そうしたら彼女は、吸血鬼たる自らの血液を自分に飲ませ――…僕もまた、吸血鬼となった。 ②HO2の姿が、HO3の姿が、HO4の姿が、前世の彼らの姿と何度も被った。同じ魂を持って生れ落ちた存在なのだと確信するのには十分な程に。前世から、4人で共に過ごし、神話的事象に立ち向かってきた。だというのに…なんで今、■■■（シナリオ序盤にて開示）だという診断がおりたのだろう。自分は少しでも長く彼らの傍に居たくて、教師になったというのに…。 ③『時間遡行』ーー…それが、カルト教団の人体実験により僕につけられた異能力。回数制限もあれば時間の門番たる神話生物に追われる可能性もあるリスキーな異能力。でも、僕らはこれのおかげで、邪神に立ち向かい、皆の異能力を用いて存在を消滅させ、邪神の居ない平和な世界を手に入れた…筈だったのだ。 ④これは、炎の中の記憶。死ぬべき時に死ねなかった記憶だ。HO２が、HO３が、HO４が、仲間が目の前でカルト教団になぶり殺されていく。彼ら３人の中に宿る異能力の結晶を奪い取られ、異能力を駆使できない中で圧倒的な力に嬲られる…一方的な虐殺だった、それは崇拝する神を殺した恨み。四肢は焼かれ、箇所によっては切断された。僕は彼らを救いたくて限界を越えるまで時間塑行を行使した。それでも救えない。伸ばした手は届かない。同じくカルト教団との闘いでぼろぼろになって、それでも生き残った――…魔術師である星見伊織に言われた。『もう無理だよ、君では。…諦めるしか、無い。』その言葉をきっかけに絶叫した。自分が「大切な仲間を救うことを諦めた」という事実を自覚したからだ。その事実に絶望しながらも柔原 微風の肩を借りながら何とか死地から脱した。それ以降は同じ吸血鬼である柔原 微風と2037年まで共に歩んで生きてきた。生きていく中で絶望した自分を見るにみかねた柔原　微風の「…本当に、辛くなったら、私が殺してやろう」という言葉があった。しかし、自分は神殺しをしたあの日、星を見ながら誓ったのだ。何があっても失っても決して彼らを忘れず疵を抱いて生きていくと。それが、己の選んだ道だった。 裏の使命 「貴方が生きて居たいと思う世界で生きていくこと」 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＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ HO１担当の方へ　追加案内 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ DEX固定値18とご案内しましたが、それにプラスでSTRも18固定させてください。これは吸血鬼探索者としての補正です。 EDUに関しては、今までの人生や貴方のPCの生き方を踏まえて自由決定してください。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【踏破シナリオ】 ・無垢なる生への対価-終- どこか諦めてた。でも、いつだって予想外のことが起きる。 ひわ、彪牙、雪杜、君たちが大人になる日を楽しみにしている。 微風。君はいつだって僕を救ってくれる。ありがとう。 さて、あいつ、どうするか。 人間滅びないかなと思ってしまう。 神は人間がいなければなりたたないだろうからな。 SAN80、図書館+1、キック+1。 同卓:黒之洲ひわ(PL:羊犬)、水篠彪牙(PL:riMeru)、鏡雪杜(PL:みかんっ子)、KP:らいる、SKP:凛々

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