タグ： 松神 談話室卓

ピュアサラマンダーのオーヴァードで日本人の青年。田舎でごく普通の高校生として生活を送っていたがある日普段通りに帰宅している最中に唐突に自分の家があるはずの場所から吹き荒れた炎に半身が焼かれる。 何が起こったのか理解の及ばぬまま焼かれた半身を引きずりながら自らの家があったはずの場所へ赴いた翼が見たものは焼けて崩れ落ちていく数件の家屋と人型の黒い何か、そしてその地獄絵図の中心に佇む何者かであった。 そのまま気絶して倒れた翼はオーヴァードの情報屋を名乗る男性に助けられる。彼曰く翼の家族を焼き殺した人物は彼が追っている重要指名手配犯らしく、彼がなんとか追い詰めたところで翼の家族を人質にしようとしてふとした拍子に暴走して焼き殺してしまったとのことだった。 その事件の影響でオーヴァードとしての力に目覚めた翼は彼の弟子として働き家族を焼き殺した男への復讐を決意し、そして現在に至る。 未熟な彼が復讐を果たす日は、来るのだろうか。 <能力> 周囲数十ｍを焼き尽くす強力な炎を使う相手に勝つにはそれを上回る炎しかないと思い至った翼は自らの肉体をも焼き尽くすほどの炎をもってして敵の炎すら焼き尽くすことを求める。 そのため火力の強化のみに重きを置いた修行ばかりしているため炎のコントロールはすこぶる雑である。自分の腕を氷で覆い、その上に炎を纏わせ剣の形にする氷炎の剣くらいしか出来ない。 その技を応用した結果自分の身体を氷で守ることで身体の負担は軽減できているが、やはり火力を上げすぎているため身体への負担は大きく、そんな技を修行し続けているため翼の皮膚の神経はほぼ機能しなくなっている。 因みに結合粉砕という巧みな技も使えるが使えるようになったのは修行の最中師匠を焼き殺してしまいそうになった際に緊急手段として師匠を氷で覆った結果更なる怪我に繋がったという経験からである。 <裏設定+今後の予定>(生き残れなかった場合無に帰す。ジャーム化した場合は可能？) 翼を救った師匠はピュアのウロボロスである。そのためその模倣能力を応用して師匠としてピュアのサラマンダーとしてより強く経験のあるピュアのサラマンダーに挑む翼のために自ら稽古をつけている。 と、見せかけて翼の家族を焼き殺したのは彼である。ピュアのサラマンダーである翼の父と戦うことでその能力を奪い学ぼうと考えていた彼だったが、思いの外強く手こずった結果周囲数十ｍを焼き尽くす程の大火災に至る。 その事件は学ぶことは多かったもののサラマンダー自体の本質に触れることは叶わなかったために今度は翼に目を付ける。 稽古と称して翼の能力を学び、奪うことが目的であった。 だがある日翼の炎が自分の能力では吸収しきれないほどに大きく強くなっているということに気が付き彼を排除することに決めるが、その事実とことの真相に少し早く気が付いていた翼に真正面の勝負を仕掛けられその純粋な火力によって焼き殺される。 最後の最後に勝負を決めたのは、ジャームになることを恐れた男とジャーム化、それどころか死すら恐れなかった男との明確な差であった。 彼の最期の台詞は「人外として生き永らえるくらいなら、私は人間として死ぬことを選ぶね」 この言葉は後の翼の生き様を決定付けた。良くも悪くも、彼こそが翼にとって人生の師匠であった。 という未来予想図

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