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上正路 望子(かみしょうじ みこ) 物腰柔らかで優しい女性。 ある世界に一緒に迷い込んだ角兎 蓬という男性が気になる。よく発言しようとすると声が被る仲良し加減。本人はまだ気持ちを理解していないがいずれ気づくだろう。 角兎さん今日はね、そうやって彼の仕事先であるバーのカウンターで望子は話し始める。いつしかこれが日課になっていたが、別れの時も簡単にやってきた。彼女は角兎との別れを非常に惜しんだ。こんなことは初めてだ。もっと知りたい、出来ることはしてあげたい、思いとは裏腹に角兎は姿をくらましてしまう。 私にも角兎さんにも誰にも話せないことがある、いつかそれを打ち明けられる日は来るのかしら…。どうか元気でいて。そう願って2人の連絡は数ヶ月途絶えることとなった。 休暇を取った。不自然ないなくなり方をした角兎さんを探すため、まずは彼の知人である人物に声をかけると「事情は知っている。待っててやってくれないか。」と言われた。ずるい、ずるいわ、私には言えないのに、協力させてもらえないのに！一瞬そんな考えも過ったりした。この時から完全に角兎への恋心を自覚していただろう。ただまた会えるのを待つしか無かった。 次に会ったらこう言うの。ずっと好きでしたって。 高校専属の心理カウンセラー。ただの話し相手の役割を果たす時もあればテストのことや親のこと、将来のことなど様々な話を聞く。いじめのことも……。 彼女の目的は目の前の不安を取り除くこと。そのために勉強し、幅広く習得してきた。 彼女は高校生の時いじめを受けていた。片親の父は中々帰ってこず、帰ってきても酒を飲み癇癪を起こし彼女に暴力を振るう日々。彼女は精神的にも肉体的にもボロボロだった。 そんな彼女を救ったのは近所のお兄さん。いつも親身になって話を聞いてくれた彼のおかげで無事に高校卒業ができた。現在は父の元を離れ一人暮らし。 どこかに引っ越してしまった彼は今どうしているのだろうか。感謝の意を常に持ち、彼女は今日も目の前にいる迷子と心を通わせる努力をする。 ブロッコリーが好き 耳がすごく弱い 「上正路 望子と申します。漢字、読みにくいですよね。私もそう思います。」 「あなたはよく頑張ったわ。だって私なら膝をついちゃって立ち直れない。あなたも今まで気を張ってた分ここでは泣いてもいい。ここはそういうとこだから。」 AF【白ウサギのピアス(片耳)】 (シナリオオリジナルアーティファクト) ・身に付けるとPOW+1 ・<聞き耳>に+5の補正がつく

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