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若くして出世街道を突き進むエリート警官。地位と権力にこだわり、汚れ仕事も厭わない。効率を重視するその姿勢から反感を買うことも少なくない。 ▪️性格 効率を重視する仕事人間。 出世しか頭にない冷徹な人間だと思われがちだが部下思いで情に厚い。 計算高く腹黒い。 ▪️経歴 彼は貧しい家庭で育った。治安の悪い街で金持ちや権力者に虐げられながら送る生活の中で、自分を、そして大切な人を守れるだけの強さが欲しいと望むようになる。そして、悪事を許さず、困っている市民を助ける警察官を志した。 しかし、警官といえど自分一人で救える人間には限りがあった。自分の大切な人は守れても、他の誰かの大切な人を守ることはできない。そんな無力感に何度も苛まれるようになり、悩んだ末出した答えが、自分がもっと強く偉くなって力を持てばいいんだ、というものだった。 そうやって、もっと、もっともっと上へ行かなければ、と自分を追い詰め、そうしているうちに周囲からは権力にしがみついている、出世にしか興味が無いんだと噂されるようになった。 1度歩き出した道をやり直すことは難しく、周囲からの目や体面を気にすることにも疲れ、今はただがむしゃらに仕事をするだけになっている。 嗤う人間師　ロスト　KP:そうるさん　PL:はじたん/かずぱん/GRD/にんじん 以下ネタバレ ───────────────────────── 「失った信頼は取り戻せない、だから文句のつけようがないほどの功績を代わりに残してやる よくも欺いてくれたな、首を洗って待っていろ 僕は操作には加えられなかった、信頼も実績も何もかも足りなかったんだろう それはもういい、全ては僕の力不足だ だからこそ、非の打ちどころのない功績を残す、僕を使わなかったことを後悔させてやる」 そう決意して向かった先で僕の人生は終結を迎えた。僕の欲しかったものは、結局手に入らなかった。 守るべき人を守れる力が欲しかった。初めは本当にそれだけだった。いつからだろう、考えることにつかれてただ日々を過ごすようになったのは。 僕が、考えることをやめたから、功績に目がくらんだから、僕が守りたかった人たちを無駄死にさせてしまった。 僕はそのことが本当に苦しかった。だからこそ、僕はやり遂げなければいけなかったんだ。なんとしてでも。 まあ、それももう後の祭りだ。 胸に突き刺さったナイフの冷たさを確かに感じるのに、もうそれを抜くことすら叶わないのだから。 世界が、回る

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