タグ： 星砂トワ探索者

長男 一人称：俺　二人称：君、あなた、お前、貴様 簡単に言ってしまえばサイコパス。 使えない人間(頭が悪い、学が無い、不器用など)を自分と同じ人間だと思っておらず、優秀な人間のための踏み台としか思っていない。母親の「使えない人間は不要」という考えには理解を示している。 むしろ、そんな人間を自分たちのために使ってやっているのだから感謝しろと思っている。 末っ子である聡が産まれるまでは弟になんて興味はなかった。 聡が産まれ、成長を何となく観察しているうちに聡が要領が悪い事に気付く。ただそれだけなら律と同じく興味などなかった。 でも母から叱られ、泣きじゃくっている聡を見て高揚を覚えたそれが最初のきっかけ。 その後、聡が泣いている所を見るたびに高揚感を持っていた。ある時、聡の瞳の色が気持ち悪いと近所の少し年上の子供に暴力を振るわれている場面に遭遇した。 一応、兄として助けようとしたが怯え縮こまる聡の様子を見て興奮を覚えた。普段、無邪気に向けてくるキラキラとした聡の綺麗な瞳に恐怖で影が生まれ、その美しさに深みを増していた。それだけではなく聡が怯える表情にも興奮していた。 それ以来、聡のあの時の表情が見たくて仕方なかった。他の人の表情でも興奮するにはしたが、聡の時ほどではなかった。 自分の欲を満たすため、他人を征服する術を身につけていた聖は要領の悪い聡に色々と教えてあげようとしていた律を服従させ、聡を自分の玩具にしようと考えた。その頃にはもう既に母親に見捨てられかけていたので聡を「使えない、要らない人間」として認識し好き勝手に扱い始めた。

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