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吉田 一実:よしだ かずみ 職業:学生 吉田 萌実の弟 小学生の頃は外で遊ぶよりも家の中で本を読んでいるような子だった。本を読んでいく過程で父親の持っていた漫画「るろうに剣心」を読み剣心に憧れ剣道を始めたいと思い父に頼み込む。しかし父は「体も弱いんだからやめておきなさい」と諭してきた。普段ならそこで引き下がる一実だったがこの時だけは譲らずに父を説得した。 道場に通い出してからはひたすら剣道に打ち込みその腕はいつしか全国レベルまで上がっていた。だが筋力はついたものの体力はなかなか伸び悩み持久戦に持ち込まれると負けてしまっていた。その弱点をなんとかしようとし考えついた結果が体力が底を着く前に相手を倒すという戦法だった。その結果中学三年の大会では全国優勝を果たし高校の推薦もゲットした。 剣道を始めてからは姉である萌実に連れられ外で遊ぶようになり飛んだり登ったりと活発な動きをするようになった。中でもるろうに剣心を読んでいたことにより高く跳ぶ事を意識して行動していたため跳躍能力は高い。しかし剣道に跳躍はないため最近はスポーツチャンバラに興味を示している。 姉、萌実の事が大好きで温厚な性格であるが彼女になにかあった場合は修羅と化す。一度道場に迎えに来てくれた萌実を襲おうとした暴漢に対して竹刀でタコ殴りにし全治2ヶ月の怪我をおわせた。その事を師範に怒られると思い道場に行かなくなった時期があったが師範に呼び出され渋々道場に迎い話を聞かされた。 「大切な人を護る為に振るった剣ならいいんじゃないか？寧ろ振れなかったほうが俺は失望するぞ。まぁよくやったな、それと全国優勝のお祝いにこれやるよ」 と言って一振りの刀を差し出した、その刀は模造刀だが一実の剣道を始める理由となった剣心の刀、『逆刃刀』の模造刀だった。 「オーダーメイド品だ、斬る事は出来ないが強度は真剣と同じぐらいはあるぞ。」 以降出歩くは刀袋に入れて持ち歩いている。 最愛の姉、萌実がなにかの事件に巻き込まれ意識不明の重体となり一実自身も精神不安定となり定期的にカウンセリングを受けている。 一度は道場に行かなくなったものの萌実が目覚めた時に申し訳ないと思い、道場に通い始めた。 髪型は剣心を意識してポニーテール

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