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【力の発現】 皐自身は元々キュマイラの力しか持っておらず、 ハヌマーンの能力は、カワセミのレネゲイドビーイングである「サイ」のもの。 皐が子供の頃、山ごもりの際に地に落ちているのをみつけて弔ったカワセミの内にいたレネゲイドがロイスを得ることで意志を持ち、「サイ」となった。 「サイ」は、皐が競技からの引退を余儀なくされ、山に籠った時に再会した彼女に、人間の良さを伝えるために同化することを選んだ。 「サイ」は皐とは別に姿を現すことも出来るが、質量のある幽霊のようなもの。なお、どちらが元々古代種だったのかは、もう誰にもわからない。 拳圧によって圧縮した気流により、遠距離の敵を撃ち抜くことができる。 【皐について】 8年前、18歳の時までノーマルの空手の選手だった。 試合中、窮地に陥った時に覚醒。対戦相手であった佐伯しのぶ(シナリオロイス)に怪我を負わせてしまう。 覚醒自体よりも、怪我を負わせたことにショックを受け引退。以来、山に籠って隠棲する。「サイ」に再会したのはこの時。 検査と指導のため定期的に診察していた主治医ナイチンゲールは、皐の心の変化に気付き、ヒーローの道を薦め、皐を霧谷雄吾に紹介する。 ヒーローネームはナイチンゲールがつけたもの。 【ヒーローとして】 カワセミの姿で現場に現れ、人間形態に変身する。 顔はフルフェイス状のメットで覆っており、正体は明かしていない。最初は空手の世界の恩人たちに見せる顔がない、という理由だったが、 後に年を取らない古代種であることが発覚し、混乱や憶測を避けるためにメットが外せなくなってしまった。 空手の師範である父と、母、ナイチンゲール・霧谷雄吾以外はその正体を知らない。 稽古の相手は主に父で、彼はノーマルだが、皐は未だ一本も取れていない。 霧谷がみつけてくれたスポンサー(Izumo)の社長は、彼女の戦闘スタイルを見て、その正体に薄々感づいてはいるが、深く訊かずにいてくれている。 【ヒーローネームについて】 翠・カワセミ→カワセミに化身したというアルキュオネー＝『風』神アイオロスの娘 能力がハヌマーン→風 年を取らない→ピーターパン→……一捻りして、大人にならざるを得なかったウェンディ

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