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「そうか、ならば貴様に用はない。失せろ」(大正日本探索者文士ベース) 椎椎利三郎(しいう としさぶろう) 大正4年を生きる文豪。 ごく普通の家庭に生まれ、ごく普通に学校に通い卒業し、現在は文豪として活躍している。 というのは表の顔である。 この男、とんでもない利己主義、いや利益至上主義者である。 自分の都合の良いように事を運ばせ、その頭の回転の良さを活かし相手をいいくるめ、表沙汰にならないよう隠蔽し続け出来たのである。非常に小癪である。体格、容姿など、自分の持ちうる才能は全て武器と見なしている。 自分の利益に対し余念が無い。比重は自分に重いが対価が貰えるなら頼みも聞く。 文豪になったきっかけは、彼がまだ学生時代にとある雑誌へ応募した小説作品に対し、時の文豪から評価の言葉を頂いたから。彼なりに素直に嬉しかったのもあるだろうし、作家を生業にすれば(他の職と比べて)比較的楽に生活できるのでは、と思ったのである。 著書『揺蕩う輪郭』『爾今未設定』 (余談:子孫はぐみ) 《大正X2U　文豪×現代探索者》 ↓文豪現代ネタバレあり --------------------------------------------------- とある事件をきっかけに出会った神崎想（かんざき　そう）と、現在一緒に住んでいる。 理由は簡単、神崎がこちらの時代に残りたいと願ったから。 利三郎としても、代わり映えの無い日常に転がり込んできた異点として最初こそ面白がっていたものの、時間を共にするうちに段々気を許し、友達にとしての親交をを深めていくことになる。早く仕事探せ

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