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クロード＝アルジェントの戦い方の師匠として戦い方を教えてきた傭兵。 元々はジークの部隊で彼の部下に当たる人物であり、少年兵として15年間戦場にその身を置いてきた 当時の異名は〝銀狼〟 6/26生まれ 弟子であるクロードの死を切っ掛けに一匹狼の流れとなる 度重なる戦争で味覚が消え、全色盲も患っているため、色の判別などは一切つかない 好戦的で粗野であるがある程度の良識は持っている 7年前、任務で欧州のとある小さな小さな村で民間人達と一年程過ごしていた。 そこで出会った蒼い目の少女、彼女の作ったパンの味、黄金の麦畑を見て世界の美しさを知り、村と少女を愛し、命に代えても護ると誓った。 しかし、「傭兵との繋がりは切るべき」というクライアントの判断により村が爆撃される 護るべき人の亡骸を抱えた時、狼は泣いて、鳴いて、哭いた 涙は血となり、体も魂も錆び付き、銀狼は鉄となった。 原形の消えたクライアント達の残骸の上で彼は全てを諦め、今へと至る 「雨よ、雨よ、私の怒りを洗い流しておくれ。 雨よ、雨よ、私の憎悪の炎を消しておくれ 銀の輝きなどいらない。金の赦しもいらない。 私は…錆び付いた鉄のまま私は堕ちよう」

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