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小さいころ、彼は温厚な性格で引っ込み思案だったが、好奇心がひと一倍強かった。 彼が3歳の誕生日を迎えた時、親戚を呼んでホームパーティをしていた。 親戚や、その血縁が強い人達、またその子供達も来ており、部屋がぎゅうぎゅう詰めになるほど人でごった返した。 彼はテーブルに置かれたカセットコンロが点火するのを見て、興味を持ち触ってしまった。 慌てて母親が引きはがそうとするが、料理を運んでくるところだったので咄嗟に動けず、逆に火に押し込む形で倒れこんでしまう。 病院に運ばれ一命をとりとめたが、かおの火傷は一生消えないと医者に言われた。 本人としては火傷跡が残ることは（小さいころなので）気にはしていなかった。母親は号泣していたのを彼は覚えている。 幼稚園、小学校、中学校、高等学校までは母親のすすめでなんとか通ったが、いじめが絶えなかった。大学もすすめられたが、彼は学校に対するイメージが最悪なので行かなかった。 彼が学校で学んだことは、数学や国語（母国は英国なので英語？）や社会や理科、それと人を疑うという心。 いじめられている最中、彼はいじめられて嫌な気持ちより相手の立場を理解する事に注力した。いじめの中心となる人物、それを取り囲むナカマ（格下）、止めたいけど止められない、おどおどしたような様子のクラスメイト。 彼はいじめられることによって心に闇を抱えたが、同時に自前の好奇心で状況を把握する能力を伸ばしていった。 理不尽な状況に対抗するには、知識と力が要る。大儀のために動く大きな組織に入る必要があると彼は思い、警察になることを決意。いざというときのために今まで勉強は怠らなかった。というか知識を得ること自体が友達であったかもしれない。 国家試験に合格し、警察官となった。 彼は見た目のせいで警察署でも陰口をたたかれる事になるが、既に慣れているので気にしないことにした。 重要なのは自分がどの組織に所属し、どのように動き、誰に従事すればいいのか早い段階で理解することだ。 持ち前の好奇心、機転を利かせた立ち居振る舞いで、見た目でバカにされないように、人一倍の努力をし、貢献をした。 そのやる気を買われ（事実上煙たがられて）、SATが出動するような大きな事件、爆弾魔が立てこもっている事件現場に立ち会うことになる。 派遣された刑事は二人だった。本署で出会った人間にはろくな奴がいなかったが、現場で出会った彼はどこか情熱的な目をしており、私を見た目で判断するようなことはなかった。思考も似ているのか、作戦のプランニングやトイレのタイミング、コーヒーの飲み方まで似ており、出会って短いが、息が合う仲間に巡り合えたと思った。 本来は警察、検察側が出動する必要はない事件ではあるものの、功績を残せば警察官としての株も上がる。 誰よりも率先して動き、現場にも近くにいた事が仇となり、建物ごと爆弾が爆発し、両足を失う大けがをしてしまう。 足の損失により、一般的な歩行も難しく、警察を早期引退、車いすでの生活を強制される。 不便な1年間を病院で過ごし、家に帰ったある日、一人の男が家を訪ねてきた。 「あなたは素晴らしい。他の誰より率先し、事件を解決しようとしていた。残念ながら失敗に終わったがね」 声をかけられ、声のしたほうを向くと、署でお世話になったローランド警部がそこに立っていた。 「あなたは理解していた。今の警察がほとんど機能していないことも、正義をかざしておきながら、実際は金を巻き上げるだけで国民を守ってはくれない。あなたのような人材は稀だ。――その見た目を除いてね。」 そう言って名刺を渡される。そこに警部としての銘柄は記されていなかった。 「実は私は色々な分野に精通していてね。小さな工業で鉄鋼を扱っているのもその一つさ」 要約すると、彼は鉄鋼を扱う仕事をしている。溶接、分解、加工を行う作業を得意としているそうだ。 非合法ではあるが、ちょっとした医学的知識も備えており、無くなった足と、そのかおを隠すマスクをを作ってやる、とのことだ。 その代わり、頼まれて欲しい依頼があるのだという。 EDU+1になってますが、最低年齢＋10歳したため追加されています。 図書館　スペシャル８ 追跡　１３　スペシャル 回避　クリティカル２ キック　スペシャル７ 信用　クリティカル！４ 説得　クリティカル　３ クトゥルフ神話技能その他の＋５は発狂したから ニールくんグッズ　所持アクリルホルダー、CD、タオル クレイマン討伐リスト　コピー 魔法：精神障壁　MP6点CON1点（永久的に減る）POWを一時的に５点アップ正気度ロールに25点の補正ボーナス　詠唱2時間 本も所持している スプレー１（火炎放射）　火炎瓶１

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