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特徴表 ○不思議ちゃん（Ｄ） 「本当は俺、探偵なんかじゃなかったんすよ。…ああ良いです、信じろなんて言いませんから」 ○飛ばし屋 「いつかでっかい飛行機とか動かしてみたいっすね〜、絶対楽しいし」 「助手？…考えてないし、そもそも要らないっすよ」 探偵。頼れる人がおらず路頭に迷っていたが何とか独立し、今に至る。探偵としてはまだまだ未熟だが、なんとか稼いで生活している。助手はとらず、探偵業以外も全て1人でこなすことに拘っているらしい。常に笑顔を絶やさず、素直で従順。何かに思いを馳せるような表情を浮かべることもあるが、すぐ笑顔に戻ってしまう。本人曰く、ときどきボーっとしてしまうらしい。 自分を産んだ両親のことは一切記憶に無い。孤児院で暮らし、物心つく前に小さな病院を経営する夫婦に引き取られた。あるとき病院がテロに巻き込まれ、自分を育ててくれた両親や大人たちが亡くなってしまう。 「パパは医者、ママは看護師だったんすよ。あのときはガキだったからほぼ何もできなかったけど、でもちょっとだけ手伝いとかして。孤児院がどんなだったかはあんまり覚えてないんですけど、病院のひとたちは皆んな優しかった。あの日はたまたま街に出てたので俺だけ助かったんすよ。運が良かったんですね。 …えーっと、探偵になったきっかけ？…んー、きっかけと言うよりは、俺の先生が探偵だったんすよ。正直、俺自身は全然探偵向いてねぇなって思います。まぁでも、別に誰かに迷惑かけてる訳でもないし、もう少し続けても良いかなとは。 先生？あー、もう居ないんです。 …そんな、申し訳なさそうな顔しないで下さいよ。過ぎたことですから。」 －－－－－－－－－－－－－－－－ 育ての両親を慕う反面、「このひとたちは本当の家族じゃない」と一線を引いていた。彼らが俺に良くしてくれているのは、俺が「いい子」だから。素直に言うことを聞いているから。両親の死を機に、価値観はさらに歪んでいく。自分を殺して、隠す。素直で従順で、かつ明るく、何もかも悟られないよう全てを笑顔で隠すようになった。 ××××…彼の先生に出会うことで、彼の人生は大きく変わった。「全く価値観の違う、理解不能な人間だ」という理由で、最初は興味を持ちつつも警戒心を抱き、家族同様一線を引いていた。 ところが彼と一緒に過ごすうちに、その理解できそうにもない彼を何に代えても守りたいと思う自分に気付く。 彼のことは決して理解できそうにない。ただ、だからこそ彼の本当の気持ちを知りたい。その為には、自分が彼を守らなくちゃいけない。…そんなのはただの建前だ。彼のことを、自分の人生で出会った他の誰よりも慕っていた。初めて、心から誰かに生きててほしいと思うようになった。そして、それに気付いた時には、何もかもが遅すぎた。 今のノアに先生のことを尋ねても、「自分には分からない」と言う。名前すら教えてくれない。 「寂しくなんか無いですよ。…もう、遠い昔のことですから」 ○参加卓　 ・果てにて ・びーくわいえっと ・君が貫く『正義』とやら ・ホットココアとマシュマロを ・奪取脱出ストラグル ・まばゆいあさ ・最後の葬式 ・うつくしい怪物 ・人採聴解 ・永縁を君と

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