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【笑顔！笑顔！笑顔！な青年】 　いつでもどこでも元気に笑顔！ 　勿論他の表情もするが基本的には笑顔の青年。 　『とある事』について知りたいと思っているが、どうしても理解ができていない。 　故に、協調性はあるのだが周囲との間に絶対的な壁がある。 　しかし彼はそれを何とも思っていない。否、面倒くさいとは思っているが、それを――― 　「『哀しい』って、何？」 　 　―――哀しいとは思え、『なかった』。 　様々な経験を経た今、彼は『哀しみ』を得た。 　哀しいという感情を、抱く事が出来るようになった。 　彼は今人の死を想って泣く事が出来る。 　人の哀しみに寄り添う事が出来る。 　徳田藍火は前より少し、優しくなった。 ＜特徴表＞ 　1-4：オシャレ　いつも身だしなみに気を使っている。APP+1 ―――――以下シナリオバレ――――― ＜大正X2U　文豪×現代探索者＞ 秘匿HO：現代探索者 　『哀しみ』を失った探索者である。 　小学生の頃、クラスで飼っていたハムスターが死んだ。 　クラスメイトは皆一様に哀しみ、泣いていた。 　けれど藍火は泣けなかった。どうしてみんなが泣いているのか全く分からなかった。 　「寿命」というのは生き物である限り存在する。それを全うしただけでも素晴らしい事だと言うのに、更にあの子は皆に愛されていた。 　何故泣く必要があるのか、どうしてもわからなかった。穏やかに逝けたのだから、笑って見送ればいいのに。 　だから、「どうして泣いてないの」と隣の席の少女ににらまれた時に言ってしまった。 　「むしろどうして皆泣いてるの？生きているんだからいつか死ぬのは当たり前でしょ？」 　クラスの空気と突き刺さる視線、先生の眼までもが凍り付いた瞬間、彼は自覚した。 　『ああ、俺っておかしいんだ』、と。 　中学校の頃、咲間葉雪(さくまはゆき)という作者の小説を読んで、酷く心が揺れた。 　それが『何』なのかはわからなかったが、彼はきっと『これが哀しみというものなのだ』と結論付ける。 　以来、『哀しみ』の詳細を知るべく努力を続けている。実ったためしはない。 　 　そして、とても大切な、大切な体験をする。 　謎の儀式を見てしまい、あれよあれよと飛び込んだ柱時計の先であの「咲間葉雪」、―――もとい「徳田ヱルマ」先生と出会う。 　彼女と共に

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