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──────────────────────────────────────────────── 人生は刺激に満ちた仕事ですが、もっとも刺激的なのは、人のために生きるときです。 Life is an exciting business and most exciting when it is lived for others. ──────────────────────────────────────────────── 【　DATA　】 ベース　────　消防士 - [　EDU*10+DEX*10　] 誕生日　────　XX月XX日（　http://365x7.net/day/　） カラー　────　色名 - イメージカラー 特記　　────　STR+1orCON+1。炎に対する恐怖心を克服している。 特徴表1 ────　俊敏 - どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率は通常の[DEX*2]ではなく[DEX*5]である。 特徴表2 ────　寄せ餌(D) - 人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば、殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。【　D特徴 // 1d6 - 結果:6 / 信用:45、説得:15　】 【　MADNESS　】 --- 【　MORE　】 兄は、妹にとってのヒーローだった。──真秀千笑には、少し歳の離れた兄が居る。それはおさない頃に親が再婚した際の、相手方の連れ子だった。両親が離婚した理由は金銭トラブルであるし、言われるがままについていった母親が再婚した理由も金銭絡み。ひとり親では苦しく今後満足に自分を育てられるかもわからないからと、愛よりもほんの少しお金を優先しての再婚だったことを真秀はひそかに知っている。知っていたからこそあちら側とも上手くやれるか心配だったが、しかしそんなものは杞憂だった。あたらしい父は優しく、兄となるひとは勇敢で。新たな生活は、おおきな憧れをいだくと共に始まった。 常日頃ひよこのように後をついて回る真秀を、兄はよくよく可愛がってくれた。あたまを撫で、仕事の話をまるで親が子に話すむかし話のように聞かせたのだ。それがどうにもおかしくてへらへらと笑ってしまったものだが、"消防士"という職業へときめきを覚えたのはその頃からだろう。兄は、消防士だった。──卒業文集に皆々が小説家や漫画家、警察になりたいと書き連ねる中に、真秀はしっかりと「消防士になりたい」との文字を残すこととなる。それは短大を卒業するまで常に持ち続けた夢となり、卒業してからは消防士になる為の道へ迷うことなく進んだ。女性消防士は未だ人数こそ少ないが、それでも決して稀有なものではないとも心得ていた。 かくして、ひとりの女性消防士が誕生する。他の職種と違いシフトが少し特殊なことはたまに苦しく感じるが、しかしそれも憧れた職業に就き働く喜びに比べればなんてことはない。持ち前の忍耐力と前向きさで駆け回る生活は、いつだって楽しさと喜びに満ちている。何か苦労を強いられようとも、誰かからの労いの言葉さえあればそれだけで報われた。だって、兄がそうだったのだ。人の為にと動ける姿こそが、真秀にとってはヒーローたる姿だった。──いつか自分も誰かにとってのヒーローになれたらと小さなちいさな夢を見て、真秀千笑は生きている。 【　MEMORY　】 煉獄の火に咲く大花 - [　滝瀬ひなき、スノウ=エヴァーツ、町野探　] ハンドカフト！ - [　滝瀬ひなき　] - NPC 【　SKILL // JOB❖、INTEREST✿　】 ※　回避を目星に変更。 【　THANKS A LOT.　】 --- 　

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