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青白い肌と、目元に明らかに鰓にしか見えない器官を持つ。 いつもにこにこと笑みを絶やさない鮫のような大男。 人間だが、キュマイラのシンドロームの影響故か、生まれた頃から目元に鰓のような突起がある。 実際に鰓としての機能も持ち合わせており、水中での活動能力は群を抜いて高い。 父親、毒島河豚太郎はキュマイラソラリスのクロスブリードに目覚めたジャームであり、多くの人間をその毒によって虐殺した危険人物である。深次郎は父親にジャームとして育つように期待されていたが、彼はUGNへと入ることになる。 怪物染みた見かけに反して非常に理性的、紳士的な口調を崩さない穏やかな人物。 しかしのその笑みは戦闘中でも絶えることはなく、味方への敵の攻撃に割って入ってノーガードで殴り合うといった、異常な戦い方を好む。彼自身のタフネスと怪力、そして水を操る能力によってそのスタイルは確立されている。 ジャームへと変貌した過去の仲間達を悉く皆殺しにしており、UGNの指示とはいえ表情一つ変えずに嘗ての友人を殺戮する様から味方からも化け物扱いされた。 本人の心情は「人を人足らしめる物は罪悪感であり、それを失くした者は機械か化物」。彼を内包する感情は多大な罪悪感と後悔であるが、同時に組織を背後に置く事によって罪悪感を薄れさせようともしている。 「人間というものは、生きている時よりも、死ぬ時に己に対する理解を深めるのだそうです」 「さて、あなたはどんな人間だったのか、思い出しながら死になさい」 「所詮私は仲間を殺して生きてきた人間ですからね。くっくっく」 Judge myself 「凄いでしょう？ うちの支部のエースなんですよ」 「“UGNとして”、それを認めます。存分に励みなさい」 「それ以上は、お身体に障りますよ」 ・黒田薫に関するコメント 「優秀な新人に出会えて幸運でした。不安定かと思われましたが、今回の経験は彼に強い芯を与えるでしょうね」 ・冴島瑞樹に関するコメント 「うちのエースは流石の一言。翻弄されてましたが八面六臂の大活躍でしたね。しかし、本当の性別についてはいつ打ち明けるのやら」 ・斎藤昭夫に関するコメント 「ああ、彼には全て見抜かれていたのかもしれませんが……死人に口無し。人間のうちに死ねるとは、全く妬ましいものです」 ・伏見煉に関するコメント 「奇跡に恵まれたようで良かった。そのままUGNに所属しませんか？ え？ しない？ ……ならせめて降伏論(ディスオーダー)の奴を頼みましたよ」 ・灰山塵に関するコメント 「適材適所。仕方ない。彼を束縛する事は鯨を水族館に入れるようなものですから。…しかし、大海は危険で一杯です」 「死ぬなよ。灰山」

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