タグ： Thθta ﾀｶﾀﾞｱｲ

「あたしは規格外の出来損ないらしいからねぇ」 「裸石(ルース)にこそ本質の価値があるってもんだよ。石も人間もね」 「こんなクソみたいな世界にこそ、あーいうやつは必要だよ」 ○プロフィール 誕生日:3月2日生 星 座:うお座 血液型:O型 好きなもの:鉱物、化石 嫌いなもの:自分の家族 職 業:宝石鑑定師 特 記: 年 収:900万 財 産:4500万 特徴表:失敗は発明の母 ※96以上の出目で失敗した際、直ちに特殊な成長ロールを行う。該当する技能を失敗で0、成功で1の技能成長。 クリアシナリオ:リビングデッドはかえりたい、Jewel 出会った神話生物: 出会った探索者:宮澤又三郎、蒲原ネル、猫又まこね、青坂薫 アーティファクト: ○描写 腰の長さ以上もある黒髪はしかしそれでも手入れが行き届いており艶がある。普段はそれをポニーテールでひとつにしたり、まとめてシニヨンにしたりしている。 顔立ちは端正だが、良くて真顔か仏頂面、悪ければ眉間に皺ができるような不機嫌丸出しの表情をしているので、あまり人相はよろしくない。 服装はモノトーンでシンプルなものを好んでいる。 ○設定 一人称は「あたし」。 トーンは低めで口調は姉御調。 声音、態度共にやや高圧的。頑固でなかなか融通が聞かない根っからの職人気質で、その気難しさ、偏屈ぶりからなかなか他人を寄せつけない。 また照れ屋、天邪鬼な一面もあり、褒められても素直に喜ぶことが出来ないでいる。 家族構成は、医者の父親と弁護士の母、銀行員の兄。端から見てエリートな家族のプレッシャーから、受験等のエリート街道を拒んで生きてきた。比べられることが多かったため、特に兄に対してのコンプレックスが強い。 その所為で家族からは異端児のように見られ、ネグレクトとは行かないまでも家族の放置主義の元幼少期を過ごす。 内面を歪ませ、人と接することもままならなかった中でも道を踏み外すことなくいられたのは、宮澤又三郎という人物のおかげであった。 その人物は彼女の昔馴染みであり、また数少ない友人の1人である。 しかしその友人は既にこの世にはいない。彼からの連絡が途絶え後に訃報を聞きつけて以降は、その偏屈ぶりにさらに拍車がかかってしまうこととなる。 幼い頃より鉱石･鉱物や化石が好きで、ディア〇スティーニのその手の分野は完全購読済み。 特に鉱石類は宝飾品としてよりも裸石としての価値を追究しており、新しい鉱石の発見を夢見ている。 趣味は裸石の加工。卸に掛けられなかった裸石を持ち帰ってはペンダントやインテリアのために加工している。とは言っても必要最低限の加工技術であるため、見る人によってはただの石ころにしか見えないが。 ✂――――――ｷﾘﾄﾘ(『リビングデッドは帰りたい』『Jewel』ネタバレ有)――――――✂ 「やっぱりこの世はクソだ」 唯一の友人、宮澤又三郎が死亡した。彼の助手である蒲原ネルと共に葬儀に参加していた藍は、彼女と共に怪異に巻き込まれる。 「そう見えてるうちは、あんたはまだまだボンクラだよ」 体の腐敗によるタイムリミット、死を受け入れ始めた二人を叱咤しどうにか二人でこの世に戻ってくることが出来た。宮澤又三郎と共に。 「この、馬鹿野郎……」 必死に涙を隠しながら生還を喜び、彼に渡す予定だったダイオプサイトをやっと贈ることが叶った。 余談だが、この出来事を境に蒲原ネルと彼女のの仲は以前より深まったようだ。その証として後日、藍は彼女にヘタマイトを加工したブレスレットを贈っている。 ある日夢の中で訪れた宝石の世界。 最後の選択を前にし、自身の中途半端な善心と矮小さについて思い知る。 いつまでも舌に残る苦味と不快感を自らに投影し、しばしの間眠れない夜を過ごすのだった。

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