タグ： れこ せんがく卓

全体振り直し3回 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ アーサー・カークランドは捨て子だった。 教会の前に「アーサー」とだけ書かれて捨てられていた彼は、孤児院で育つ。 アーサーという人物は大変な読書好きで、 日々教会へ遊びに行っては、神父様にねだっては いろいろな本を読んでいた。聖書に始まり、幼い頃から英語とラテン語の本を読み続けた。(図書館、ラテン語) しかし、孤児院は彼のように読書好きな子供ばかりではない。むしろ、彼は稀有な方であった。 本を読んでいて女々しい、調子に乗っていると絡まれていた。 アーサーは存外に面倒くさがりで、最初のうちは言い返していたものの、次第に無視するようになった。 そんな日々を続けていたあるとき、ついには彼が読んでいた本を奪われ、破り捨てられてしまった。 彼はそれに激昂し、本を破った人物をボコボコに殴って殺しかけてしまった。 彼は本で得た知識を無意識に反映させ、人の急所を的確に狙う。彼の本を破って、無傷でいられたものは1人もいなかった。 それ以来、彼はその喧嘩の強さから度々本を破られ、暴力沙汰に巻き込まれるようになる。(回避、マーシャルアーツ、キック) 彼は本を破られるたびに激昂してしまい、人を殺しかけてしまうことに憂いて、懺悔室に入っては涙を流していた。 神父は、本を奪わらないように常に警戒を怠らないこと、他人の精神状態を分析しつつ自分の心を落ち着けるすべと、万が一相手が死にそうになった時に手当てできるように知識をつけるよう彼に促した。(聞き耳、精神分析、医学) 彼の行いや苦悩を見てきた神父は、彼に自身の「カークランド」という姓を与えて、神父になるように勧める。 しかし、この土地で神父を務めるには、アーサーは暴力を振るいすぎてしまっていた。 そこで、神父のツテでバチカン市国で悪魔祓い見習いとして働かせてもらえることになる。(オカルト) 悪魔憑きは払おうとすると暴れるし、説得も必要なため、口が達者で、精神分析も出来、暴力に慣れている彼が適任であった。(精神分析、説得) 現在、彼は悪魔祓いのできる敬虔な神父としてバチカンで暮らし、大好きな本を沢山読み、仕事ぶりや豊富な知識の量から信用され、重宝されている。(ラテン語、信用)

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