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-------自分は、生まれたときに産声を上げなかったらしい。 ◆シナリオ設定情報 特徴：発達障害 …呼吸器に異常はなく、言葉を発することもできるが、自ら発声・発音することが叶わない。 　医者が言うには声帯は正常であり、脳の異常なのではないかと言われているが真実はわからない。 特徴表におけるデメリット扱いにより1d6*10=50ポイント 追加技能：〈芸術（ピアノ）〉にINT*3=36 小学校の合唱コンクールにて、発声はできないが、クラス全員で参加しましょうという先生の後押しもあり、ピアノの伴奏を任されることに。 ◇探索者に関する雑記 物心ついたときから、声を発することができなかった。 当然、他の子どもたちと同じように幼稚園へ通ったり、外で遊ぶことなどできなかった。 その分屋内で出来ること（絵や音楽）に興味を持つことに。 まず覚えたことは両親にできるだけ自分の考えを伝えられるようにする手段だった。 それはひたすら身体を使って表すこと。それが難しいようなら紙に書いて伝えること。言葉もたくさん覚えた。 母親に絵本をよんでもらうことが大好きだったことも起因しているかもしれない。 表現力が人並み以上になったおかげで青出（あおいで）小学校には通わせてもらえることになった。 筆談がメインだが、授業で習った手話を覚えてから、一緒に覚えてくれた仲の良い友達とはそれで話すようになった。 ６年生になって、合唱コンクールのパート決めの時にはピアノを担当することになった。 家で簡単な曲しか弾いたことが無かったが、自分が参加する為にはこれしかないと思い、日々練習を重ねている。 道徳の授業で将来の夢について考える機会があり、初めは「わかりません」と紙に書いていたが、 先生が人と話せなくてもできる仕事（もっぱら、家で出来るデスクワーク等）があることを教えてくれた。 その中で興味を持ったのがデザイナーだった。　音を使わずに人に表現する仕事は自分に向いていると思ったからだった。 先生にはデザイナーになりたいと回答し、その日家に帰ってから思ったのは、幼い時に母親に呼んでもらった絵本のことだった。 好きな授業は国語と図画工作（特に絵を描く系！） Recollection chants~Red Cosmos~ ---某年2月4日、12回目の誕生日を迎えたその日。自分は初めて、産声を上げた。 クトゥルフ神話技能+33、APP+1、全交渉技能が（APP+1）*2=28、芸術（歌唱）INT*5＝60+8+5=73 〈目星〉+4 ↓成長ロール STR+1,CON+6,POW+3,DEX+2,SIZ+6,EDU+5 EDU+5（100ポイント）の内訳…〈応急手当〉+10〈聞き耳〉+20〈図書館〉+20〈信用〉+25〈芸術（ピアノ）〉+10〈芸術（歌唱）〉+15 Recollection chants~Violet Voundary~ 私立聖エレミア学園高等部2年生 ↓成長ロール 年を取り、進路選択によりEDU増加[1d4+2]…+6 その他シナリオ内で成功した技能の成長…〈聞き耳〉+2〈目星〉+3〈芸術（歌唱）〉+3〈説得〉+2〈信用〉+3〈芸術（ピアノ）〉+2〈心理学〉+1 [POW*5]-[現在の歌唱]で歌唱技能の上限90を突破できるかの判定（卒業後7年の為7回まで判定。）→7回目で成功し、上限開放 EDU+6（120ポイント）の内訳…〈芸術（作曲）〉+60〈芸術（歌唱）〉+4〈ほかの言語（英語）〉+40〈聞き耳〉+4〈目星〉+8〈図書館〉+4 ☆【呪文：原初の歌<Iris Petal>】 これはいわば伝言の呪文である。 この呪文を唱える際、MPを任意で、POWを1消費する。 この呪文は芸術＜歌唱＞のロールによって判定を行う。 もし判定に成功した場合、思いや言葉を伝えたい対象にそれを届けることが出来る。 その範囲はMPの消費した値によって決まる。 1であれば自身の目に映る範囲、10ともなれば世界中どこにいてもその声は対象に届くだろう。 Recollection chants~Apotheosis of Indigo~ 私立聖エレミア学園高等部卒業後7年経過 ☆呪文【先触れ/目覚めの歌『cadenza rosso/ensemble rouge』】 ＜Cadenza Rosso＞ この呪文は単独で行う必要がある。その為周囲に音を出すものが少なければ少ないほど効果は増す。 SANを1ｄ3、MPを1d6消費し、＜芸術：歌唱＞技能の判定に成功することで呪文を唱えることが出来る。 この呪文を唱えることで、この歌を聴いた対象はまず、呪文を唱えた者とのPOW対抗が起こる。 もしPOW対抗で対象を負かした場合、その対象は自身があらゆる方法で破滅を迎える幻覚を見続け精神が一時的、あるいは恒久的に崩壊する。 具体的には、対象はPOW対抗のロールに負けた場合、1d6+5のSANを失うこととなり、その幻覚は歌を聴いた時間と周囲の音の有無に比例する。 例えば、何も音のしない場所（防音室で一人きりなど）で1分以上歌を聴いていた場合は、一月はその精神は蝕まれ続け、周囲の音がなくなってしまうようなことがあれば一度その歌を思い出し、自身の終末を見続けることだろう。 ＜Ensemble rouge＞　　 この呪文は所謂儀式の形式をとるものである。 呪文は複数人で唱える必要がある。 具体的には最低四人以上を必要とし、人数が多いほど呪文の成功率は上昇する。 この儀式の呪文を唱えるためにはまず、SANを1ｄ6/MPを1ｄ10捧げ、そのうえで＜芸術：歌唱＞技能の判定に成功する必要がある。 また、呪文の最中に何らかの理由で詠唱が完全に遮られてしまった場合、この呪文は失敗となる。 この呪文を唱える必要があるのは、凶星の目覚めを望むときのみだろう。 或いはそれに準じて、彼の星による新たな天地開闢を目的とする以外にはないだろう。

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