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「はいはーい！！！アタシ、鬼標 姫楽璃！！キラリちゃんでいいよ！！ 鬼標さんって言われると！！お姉ちゃんと区別がつかないもんね！！！ギャハハ！！！ ちなみにお姉ちゃんの名前は紗也華！！！紗也華って言うんだよ！！！ あとあと！！肌が黒いのは日焼けじゃなくて！！黒人とぉ、日本人のハーフだからでーす！！！ギャハハハ、ヨロシク！！！」 ネグロイド(黒人)と日本人のハーフ。紗也華(さやか)という名前の姉がいる(https://charasheet.vampire-blood.net/2489375 )。 肌の色は姫楽璃の方が濃い。 少し茶色の交じった髪の毛は天然パーマでくりんくりん。ストパーは面倒なので基本的にかけない。 元気はつらつでやかましい、エネルギッシュな暴れん坊。 オタクという程ではないが、幼稚園児～小学生レベルのテンションでヒーローもの(男女問わず)が好き。 戦闘スタイルは以下の通り。 自分の手を固く握り僅かな血を流して、炎の紋様が刻まれた血の色の芭蕉扇を作り出す(赫き剣)。 芭蕉扇で空を切ると、自らの血を燃料にしながら燃える炎の斬撃が飛んで相手を襲う(鮮血の一撃+フレイムタン)。 その斬撃はあんぐりと口を開けており、ひとたび当たればガブガブと噛まれ水分、血を吸われてしまう(渇きの主)。 そんなおぞましい炎の一撃を繰り出す様から、【煮え滾る血の河】のコードネームが付けられた。 ちなみに芭蕉扇と言えば『西遊記』で鉄扇公主(羅刹女)が持つ扇──風を引き起こすアイテムとして広く知られているが、 実は金角・銀角も作中で同名のアイテムを持っており、こちらは鉄扇公主の持つ芭蕉扇とは対照に、炎を引き起こすものとされている。 姫楽璃が作り出す芭蕉扇は後者の方なのである。 危害を加えない一般人、あるいはUGN所属だと分かっていても、姉以外で自分より年上の人間──特に、亡き両親と同程度かそれ以上の歳の人はあまり信用出来ない節がある。 それは姫楽璃の過去に原因がある。 日本人の父親、ネグロイドの母親の元に生まれたふたりは幼い頃から虐待を受けていた。主に、父による身体的暴力が多かった。 しかし、両親は灼け死んだ。それは姫楽璃が5歳の頃だった。姫楽璃は、迸る血と烈火の力に目覚めたのだ。 大々的な火事を起こしたが無事に鎮火され、姉と共にUGNの施設に保護された。姉は瀕死であったが、覚醒の兆しがありなんとか一命を取りとめていた。 暴力を奮っていた親を亡くしUGNに姉妹で保護されたはいいものの、姫楽璃は大人が信用出来ず、幾度も力を暴走させては泣いていた。 しかし、姉が完全な覚醒を迎えてから姫楽璃が暴走することはなくなった。 姫楽璃は活発で明るく、元気過ぎるほど元気な子になり、色んなチルドレンと積極的に交流した。 しかし戦闘訓練で大人を相手にすると人が変わったようになり、頭に血が上った状態でパワーゴリ押しで戦っていた。 カウンセリングを重ねるうちに、戦闘中に冷静さを欠く部分は何とか収まっていった。 それでも虐待による心の傷は癒えず、大人に対する不信感を未だに抱き続けている。 また、歳を重ねるのを異常に嫌がる節がある。 誕生日前はいつも姉に、 「あんな、あんなパパとママにッッ、近づきたくないよォッッ！！！」と泣きついてストレスを発散している。 しかしチルドレンや周りの無害な大人達が祝ってくれるし、美味しいお菓子がいっぱい食べられるので、誕生日パーティはしっかり楽しむのだった。

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