タグ： 鋼の筋力

（特徴：【鋼の筋力】ダメージ・ボーナスが１段階向上する（例：「－１ｄ４」なら「＋０」に。「＋０」なら「１ｄ４」に）ただしダメージ・ボーナスが「１ｄ６」以上ある場合は、１段階向上する代わりにダメージ・ボーナスにさらに＋１。） 一人称は「オレ」。好きな色はエメラルドグリーン。 １人になりたかった。１人で何かを成し遂げたかった。 勉強も習い事も武術も、全て家柄のお陰。親の敷いたレールの上だった。自分１人では何も出来ない。 そう思っていた。誰かにそう思わされていた気がしてきた頃、その先入観やしがらみ。 誰かが生み出したモノか、自分で生み出してしまったモノか、何だかわからないプレッシャー。 自分と言う名の個性を抑圧され、その事がわかった上で抗いもせず誰かの思い通りになってゆく自分が許せなかったのか。 段々と死にゆく個性。いや、その表現は間違っているかも知れない。 勝手に死んでいくのではない。他でもない自分自身で殺しているのだ。 子供の頃に夢見ていた事は全て踏みつぶし、我慢し、捨ててきた。 今まで抱いてきた夢に恨まれている気さえしてくる。 その何もかもから逃れる為に、誰にも告げず１人で旅に出た。 死に場所を求めて、色んな場所を探し回った。家柄と言う亡霊に憑りつかれている彼は、 他人に迷惑をかける死に方を望んでいなかった。 そんなある日、登山家と言う職業を小耳に挟む。ソレに縋るしかなかった。 彼のその思考は、通常の登山家にとってはその思考自体が冒涜であり、失礼に値する。 しかし彼は、登山家に恨まれる事も承知で山に登った。このチャンスを逃す訳にはいかなかったのだ。 登山はあくまで自己責任。登る前にきちんと契約書にサインをした。 そこで無理なクライミングをし、案の定落下した。彼の人生はここで終わる筈だった。 彼の人生は予想外の方向へと進み始めた。そう、とある登山家に命を救われたのだ。 その出来事が彼の人生を大きく揺るがした。 【カエラズノケン】 生存クリア。 クトゥルフ神話＋５

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