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江戸を駆け回った三甚内のうち、武田家に仕える忍頭であった高坂甚内の末裔。 そして彼を祀る甚内神社の生まれである。 高坂甚内は風魔一党を処刑に追い込み関東一円の盗賊達を束ねる頭目であった。11の頃剣豪・宮本武蔵に弟子入りし10年の修行を積み重ね、後に自分の腕前に驕り辻斬りを働く盗人に堕ちてしまう程の剣技をその身に備えたという。 そんな高坂の血に誇りを持っており、また自身の腕にも高坂の血が流れている！とかなりの覚えがある。 その腕とは、根っから盗みとそれに付随する体技であった。 いじめっ子が盗んだ筆箱を弟のも含めて2倍で盗み返したり(自分のと間違えていじめっ子の筆箱を学校に持って行って即バレた)、0点テストを隣の子とすり替えたり(名前が書いてあるので即バレた)友達が出したビックリマンのレアシールをいつの間にか懐に収めたりしていた。(もちろん即バレた) それ故に周りから「さすが盗賊の血筋だね(面汚しだね)」と大絶賛（笑）される事が本人は嬉しいらしい。 そんな彼も晴れて高校三年生。 盗みなど今ではただの犯罪である。 それに気付いてしまった彼は自分の為ではなく他人の為、謂わば義賊としてこの身を使えないか？と考えているらしい。 とりあえず最近では手始めに鍵が開かなくなったら呼んでくれ！！と「便利屋マサちゃん」を開業しているようだ。 将来的には悪いヤツからでっけえもんを盗んでやるぜ。 手癖がわりー！ 甚内神社は病気平癒として参拝される神社。 高坂甚内は自身を念ぜばその病を癒してやるとして最後の言葉を遺した。 その為正宗は周りが風邪やら怪我やらをやる度にしばしば拝まれているが、いや念じるだけじゃダメだろとスッと真顔になり、きちんと医学を学び始め訪れる患者に適切な処置を施してやるようになった。 その他の学は自分には必要ない、上に立つもんが持つものだろうとしててんで手付かずである。 ☆思い出 ・朱の神…イグ、ヘビ人間 ＊橋口、マル、マリ、シャー様、鳩、赤城兄妹 ・だうにゃと好奇心…イゴローナク、イゴローナクの従者 ＊ダウナー、ハズキルーペ、ヴィオラ、前田、ポッポ、ともち、いっちゃん

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