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あかさか　かおる。警視庁特殊犯罪捜査零課のチーフ。 まじめで堅物、融通は利く方だが頑固なところがある。信じたものを最後まで貫き通す。 自身が正義だとはみじんも思っていないが、誰かを守れるこの仕事に誇りを持っている。 相模原涼の恋人だった。結婚の約束までしていた彼女の凄惨な死体を見てからというもの、犯人にはすさまじい憎悪を抱いている。 犯人を前にして冷静でいられる自信はないし、私刑すら辞さない。それが間違っていようとも、警察官として許されなくても、自分の守るべき世界をめちゃくちゃにした犯人だけはこの手で断罪する。 鴇谷と同期。学生時代から今の今までたばこをたかられ続けている。自分ではそんなに吸わないけど鴇谷があまりにもたかるので常時2箱所持しているのだが減りがはやい。早すぎる。銘柄はマルボロ（鴇谷のをそのまま吸ってる）。 選択を迫られた時、天秤に乗せて軽い方を容赦なく斬り捨てる性格。普段はふわふわと締まらないが、その性情故に時に冷徹な判断を下す。 事件の真実を目の当たりにし、花穏に銃を向けた射界の気持ちを理解出来てしまったにも関わらず、自身の感情と警察官としての義務を天秤にかけ、結果自分の感情を殺して射界を斬り捨てる。 事件解決後は雨鼓にだけ事情を伝えて、警察を辞めて消えた射界を追う。飛び降り自殺をしようとしていた射界を引き留め、無気力状態の彼の世話をしながら暮らしていた。 事件や射界の自殺未遂を目の当たりにしたことがトラウマとなっており、｢自分が何もかも悪かったんだ｣という自責で精神を保っていた。また、射界の世話をすることが贖罪のように感じており、だからこそ射界が立ち直ったことで自分の存在価値を見失い、壊れかけた心のまま｢鴇谷の前からいなくならなければ｣と考えて飛び出そうとしたところを邪神に目をつけられた(スーサイデッドメアリンク)。 射界鴇谷に恋心を抱いている。ようやく自分の方を向いた射界の視線にも似たようなものが含まれていることには気付いていたが、相棒の距離感をバグらせているなとしか思っていなかった。 ずっと一緒にいると約束したにも関わらず射界が自分のために一人で敵のアジトに潜り込んで拷問で死にかけたのを見てトラウマを刺激され、射界との直接の接触を拒むようになる(この雨が止む前に)。そのすぐ後にまた事件に巻き込まれ、射界が自覚し伝えたことで恋仲になる(ビヤクロッカー)が、幼少期からの経験もあってそばにいるだけで不幸にする、傷付けることに怯えて手袋が外せなくなってしまう。諭す射界に激しく反発するが、不幸も幸福もいらない、赤坂薫が欲しい、俺だけを見ろ、と言われたことでようやく射界の気持ちと接触を受け入れた。 現在は恋人として仲良く暮らしている。夜の上下は交代制にしており、赤坂本人は負担の大きい受け手に回るつもりだったが、射界に説教された上求められたため攻め手も担っている。 慢性的な不眠症とストレスによる嘔吐癖がある。警察官時代から職業柄眠りが浅かった上、事件後からは悪夢に魘されるようになったことで、睡眠薬を処方されるほど眠れなくなっていた。また事件後から、無意識にでも精神に強い負担がかかると吐いてしまうようになる。心配をかけないために無理にでも食事はしているため気付かれにくい。現在は両症状ともに改善しつつあり、射界と一緒に眠れば安眠出来ることに射界が勘づいてからは付き合う前から一緒に寝ている。 ■後遺症 鴇谷とつないでいた手のひらに残る火傷の痕。 生活に全く支障はないが、今回の出来事はこの傷跡と共に記憶に刻まれるだろう。 鴇谷にも同じく火傷の痕がある。 ◆後遺症 期間…4ヶ月 【KPC限定ブランケット症候群(安心毛布)】 　あなたは不安や緊張感を感じ、SANチェックに失敗した際、[KPC、KPCの匂いの着いた物]が視界にある場合に、[KPC、KPCの匂いの着いた物]に触れたり顔をうずめてしまいたくなる衝動に駆られるようになる。この衝動に対して抵抗する場合は、《POW×5》を振る。衝動に従い、[KPC、KPCの匂いの着いた物]に触れた場合、SANをその場で1d3回復する。《POW×5》を失敗し、やむを得ず触れた場合でも回復する。 　また、この後遺症は、戦闘時には発生しない。

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