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クトゥルフ PC作成ツール
久穏 帷
ID:2513842
MD:42770af20d153f47b30adb42b047c634
久穏 帷
タグ:
夜鷹凪
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生まれ・能力値
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CON
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21
その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
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APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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簡易表示
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
━━━━━━━━【基礎データ】 名前:久穏 帷(くおん とばり) 性別:男 年齢:千歳以上(不老/不死) 身長:159.5cm 体重:34kg 容姿:月白色の肩につかない長さ。後ろの方がやや短く、前の方がやや長い。浅紫色のやや大きめの瞳、睫毛は長く細い。 財産:19 年収億以上 特徴: 「動物に好かれる」 「好意を寄せられている」:80 ―――――――――――――――――――――― 久穏 帷。 永久に続く平穏に区切りをつけたい。 本名ではないが、自分が幼い頃両親につけられた名前はとうに忘れてしまった。 何やかんやで所持している私財がかなりの価値となっている。 手狭になってきたので所持している物品を置くために建物を建てた。シンプルに広く飾っておくように置いていたのだが、是非と声をかけられて博物館として開くこととなった。やけに詳しい解説付きの状態の良い品を見れる。現在博物館の数は三つ、美術館は一つ。 博物館のうち一つは比較的最近のものを飾り、無料公開している。残りはさらに古いものを置いているので、入場料を取っている。あまり金銭に頓着は無いが、現代における物の価値は正しく理解しているため。 所持している私財のうちには土地もあり、開拓地となった付近の土地にはマンションを建てたりしている。 デパートを建てたいなどの打診をされて建てさせたりもしており、気付けば収入源があちらこちらにある。実際に気付いたら私財が増え、金が増えていた状態だが、本人は前述の通りあまり金銭に頓着はない。 広い土地に自分の屋敷を建てている。本来はこの屋敷に私財を置いていたので広くしていたのだが、それでも溢れたため増築したのが後の博物館等である。その為、空き部屋などもそれなりにある。 一部を改装・増築して、大きな書庫にしている。古い書物や入手した本を別館として建てた場所に保管しており、こちらを公開するつもりはない。過去の初版なども数多くあり、そこらの図書館よりも膨大な書架が置かれている。 屋敷は口の堅い使用人を数名置いて管理している。これらの使用人は全て過去帷に恩を感じた人物の家系であったりするが、帷が不老不死であることを知る者は居ない。 ----------昔々のおはなし 生まれは平安より少し前の時代。外れの小さな村。 愛してくれる両親の元に産まれ、十になる頃まで平和に暮らしていた。 そんな時、暫く村に日照りが続く。雨が降らないせいで、作物は枯れ始めた。飲み水も少なくなった。 だから村は、神に祈りを捧げることにしたのだ。 平和に暮らしていた少年は、人身御供に選ばれた。 両親は最後まで子を助けようと反対したが、村の総意に逆らえば子だけでなく一家全て死ぬことになる。 涙を流しながら、せめて共に死のうとしてくれる両親を少年は止め、雨乞いの為に太陽の下で祈り続けた。 祈り続けて、七日経ち、一月近くの時が経った。それでも雨は、降らなかった。 髪は白くなり、腹は空くのに少ない肉はついたままで、声も出せないほどに喉が渇くのに、死は訪れない。 自分が死なないから、雨が降らないのだろうか。 そう思ったころ、ようやっと雨が降った。 それでも自分は、生きていた。 雨が降って数日が経ち、村人が少年の様子を見に来た。恐らく、死体を見に来たのだろう。 生きている少年を見た村人たちは慄き、少年を見てバケモノだと叫んだ。 そんな中、誰かが叫んだ。「殺せ」、と。 そう、きっと少年は怖かったのだ。死ぬことがではなく、それで死ねなかった時が。万が一、両親も自分をバケモノと呼んだらと。 細い手足を動かして、少年はその場から逃げだした。村に戻ることも出来なかったからだ。 どれほど走っただろう。石に躓き倒れ伏したまま、少年はもう動こうとは思えなかった。 こうしていたら、死ねるのだろうか。 そんな自分に声をかける、青年がいた。 彼は少年を抱き起し、水を与え、暮らしている小屋まで連れて来た。善意でそんなことのできる、心優しい青年だった。 少年は青年の元で生活を始めた。久しく触れられなかった人の優しさに触れた気がした。 それから一月と少しの時が流れ、皮と骨しかないほどに細かった少年にも少しだけ肉が付いた頃。 少年は、両親の姿を見たいと思った。あのまま逃げてしまった自分だが、もう会えないとしても遠目からその姿を見たかった。 青年は笑みを浮かべながら頷き、水と食事を持たせると、「いってらっしゃい」と声をかけてくれた。 この時少年は、もう一度ここに帰ってきてもいいのだと理解したのだ。 「いってきます」 数日歩いて、生まれ育った村に辿り着いた。 こっそり家に近づき、少年は首を傾げる。家の中から、何も聞こえない。出ているのだろうか。 「もうそろそろ、あれも片づけなければ」「ああ、腐り始めてしまっては、良いことなど何もない」「山神さまも、腐った贄では喜んでくださらないだろう」 嫌な予感がしたのだ。 少年は一度家から離れ、そっと、遠くから村の中央を見た。杞憂であれ、と思いながら。 そこに居たのは、二月ほど前の自分のように縛られ、蛆の沸いた両親の姿だった。 バケモノを産んだ人間は、村に殺されたのだ。 帰ってきて少年の顔を見て、青年は強く抱きしめた。 何も言わなくとも、何かを察したのだろう。 そのぬくもりにかつての両親のぬくもりを思い出して、声が枯れるほど泣いたのだ。 季節が巡って冬が訪れ、春になり、暑い夏が続き、また冬が訪れる。 あれから二十の年が過ぎた。 ある日、少年と青年の中間ほどにまで成長した少年は気付く。自分の姿が、ある時を境に変わっていない。 だがかつて自分を拾い育ててくれた青年は、もう青年とは呼べる歳ではなかった。 自分の時だけが進んでいなかった。 青年は、自分の拾った少年の姿が変わらないことに気付いていた。 人の世に紛れた、妖のようなものだと思っていたのかもしれない。 それでも人として過ごしている少年を見て、何も言わず人として接していたのだった。 気付けば青年は年老いて、起きることも難しくなっていた。 何らおかしなことはない、人間には寿命というものがあるのだから。青年も、決して短い生ではなかったのだ。 変わらないままの自分と、老いて逝く彼。自分だけが置いて逝かれた。 そうしてやっと、自分はどうしようもないほどに異端な存在であると気付く。自分は、人ではないのだろうか。 ----------小話 〇『溺れながら』 かつて青年と暮らした小屋を離れてから暫く経ち、平安京だとか都だとかいう単語を耳にした頃の話だ。 "普通の人間"の生き方、それから死に方。そういった事を学ばなければいけないと思うと同時に、どうやったら死ねるだろうとも考え始めた。 その為にまずは人に紛れて暮らすべきなのだろうと、都から離れた小さな小さな村とも呼べない集落のような場所を見つけた。 けれど自分の異端はこの見た目にも表れていたので、その白く長い髪を見ながら"普通の人間"のように黒くはならないものかと思ったのだ。そうして自分の意志に従うかのように髪が黒く染め上げられるのを見たのが、それに気づいたきっかけだ。 見た目だけなら人の子と変わらない。記憶を無くした青年を装い、集落へと降りることが出来た。 小さな集落ではそもそも外の人間というものが受け入れられ辛いということに気付いたのは、警戒を帯びた視線を受けてからだった。それでも出来る仕事はこなすと食い下がる自分を見ていた一人の女性が、「私の家で宜しければ」と進み出た。彼女は小さな小屋に一人で暮らしていて、両親は既に居ないから大丈夫だと自分の存在を受け入れてくれたのだった。 こうして彼女と共に生活を営みながら、少しずつ自分の存在は受け入れられていった。 それから数年が経ち、そこでの暮らしも慣れて来た。有難いことにもう自分の存在を認めてない人は居なかった。少しだけ、過去を思い出す。 更に数年が経った頃、女性が少しずつ年を重ねていく姿を見て限界を感じたのだ。同じように年を重ねることが出来ない自分は、彼女と同じようには死ぬことが出来ない。もう、ここには居られない。 共に暮らし始めて、二度目の嘘を彼女に吐いた。記憶を取り戻したから、かつて自分が暮らしていた場所に帰るのだと。 「嘘よ。だって、あなた初めから記憶を失くしてなぞいないでしょう」 そんなことはない、とは言えなかった。彼女は確信を持って、自分にそう言っている。 「私が嫌になったのならば、引き止めません。でも、そうでないのなら、あなたのことを教えてください」 それに否とは言えなかった。彼女に抱いたその感情が、愛だと分かっていたから。だから全てを話すことにしたのだ。自分が異端であること、それからその理由を。 彼女は何も言わず、静かに自分の話を聞いた。そうして全て話し終わった後も、彼女は自分をいつもと変わらぬ瞳を向けてくれる。そのことがどれだけ大切で有難いことなのか、自分は既に知っていた。 彼女は言った。愛しい人にこれ以上老いた姿を見られるくらいならば、共に死にたいと。それは無理だと言う自分に「絶対大丈夫よ」と彼女は微笑んだ。 「明日の晩、共に飛び降りて海に沈みましょう」 手を取って、互いを見つめ合う。それから初めて唇を重ねながら、冷たい海に飛び降りた。沈んでいく体、上っていく泡。閉じられる瞳。 ……どれ程の時間が経っただろう。彼女がもう瞳を開けることは無く、冷たい手を握り返してくれることも無い。 息の出来ない苦しさに顔を歪めながら、彼女と共に逝けなかったことを悟った。 崖の上には小さな墓が今もそこにある。 〇『落ちながら』 色んな場所を転々としながら、自分は商人を装うことにした。 定期的に場所を変える理由には最適であったし、適度に金を貯え、適度に金を使うにも向いていると思ったからだ。 そんなことを繰り返していればある程度の財も溜まり、都に小さな店を構えていた。とは言っても、あちこちを転々とする身であった為、基本的には誰かに任せたりだとか、余った物品を置いておくだとか、都に滞在している時の寝床に使ったりなどをする場所になっている。 この頃はかつて愛した女性が呼んだ「久遠」という名を名乗っていた。幼い頃呼ばれた名はそれと違うが、もうなんと呼ばれていたか思い出せなかった。そんな時に名を尋ねられ、咄嗟に出たのがその名だったのだ。 都に滞在してる頃に、珍しいものを頼む男が居た。この世に無いものを見つけて欲しい、と言う男だった。それは空に浮かぶ星が欲しいというような話で、無論そんなことを叶えられはしないので久遠は断りを入れたのだ。それでも男は足繁く久遠の店に顔を出し、何かを頼んでは立ち去っていく。無理難題を唱えたのは初めの一度きりで、それ以降は在庫にもあるようなものばかり頼むものだから、久遠は少しだけ男に興味を持った。 気付けば男は久遠の家にも入り浸るようになり、共に食事や茶を楽しむ仲になっていた。こういうのを親友、と呼ぶのだろうか。 初めて会った日から、季節が一巡りした。ある日男はとても喜びながら、土産に髪紐なんぞを持ってきた。彼が何を生業にしてるのか詳しく聞いたことは無かったが、高官がどうだと喜ぶ様から何かを認められたのだろう事だけはわかった。 「なあ、久遠。ずっと共に居よう!」 何故自分に髪紐を贈るのかはわからなかったが、喜んでいる所に水を差すのもどうかと思い何も言えなかったのを覚えている。或いは、自分もその言葉が嬉しかったのかもしれない。 そんな日々が続いたから、だろうか。きっと自分が異端であることを暫し忘れてしまったのだ。 庭の手入れをしている時にうっかり髪の毛を枝に絡ませてしまったので、枝を切るのも可哀想に思い自分の髪の毛を切ったのだ。この数年で髪の色を変えられることや、髪を伸ばしたり短くしたりできることには気が付いていた。だからこの時も直ぐに伸びる自分の髪の方を切った。ただそれだけのこと。 それだけのことをいつものように勝手に家に上がり込んだその男に見られてしまったのは、単なる偶然だった。男が連絡も無く訪れるのもいつものことで、表に居ない自分を探して奥へと訪れるのもいつものこと。 男は急激に髪が伸びた自分の姿を見て、一歩後ずさり「化け物」と呟いた。走り去る彼の背中に言葉をかける隙も無く、男は走り去っていった。 きっと、もうここには居られないだろう。幸いにも別の場所にも小屋はある。早く立ち去るべきだ。そう思いながら懐に髪紐を偲ばせて、久遠は都を出たのだ。 都を出て少し、後ろから呼び止められる声がした。男の声だった。何故、と思いながらもどこか期待していたのだろう。そうでなければ、足を止めて振り返りはしなかった。期待など初めから捨てて居れば振り返って後悔する事も無かったのに。 振り返った先に居た男はいつもの明るい表情ではなく、恐れと怒りと悲しみを混ぜたような表情だった。否、そこにあったのは恐れだったのかもしれない。それでも、そこに滲む怒りと悲しみに気付いてしまった。だから、その手に刀が握られていても久遠は動かなかったのだ。 ずれていく視界、歪んだ男の表情。かつて男が褒めた黒檀のように黒い髪は、はらはらと舞い落ちていく。切られた先から白く戻っていく髪を見て、このまま妖に化かされたとでも思ってくれるのだろうかと……或いは、このまま男の手で死ねるのだろうかと。そう思った。 静かに眼を閉じて、暫くしてから眼を開いた。 やはり、首を落とされても死ぬことはないのだ。 そっとそれを戻して、自分が異端であることを片時も忘れてはいけないのだと思い知る。 ばっさりと切れた髪を見て、伸ばすことをやめた。 赤い髪紐は、箱にしまわれたままだ。 ------関係 ・HO4(PL:らーちゃん) あなたはHO4に対して「畏怖」と「敬愛」の混ざった感覚を持っている。 ただただ流れていく時間の中、これを感じたのは、彼のみである。それはあるいは、「興味」となり、長い時間の中の一瞬を彩るだろう。 ----------セッション歴
※
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