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｢わたくしは秋山朝輝と申します。よろしくお願いします｣ ｢ふふふ、ありがとう。わたくし、わたくしの髪が一番好きですの｣ 高校一年生。最近編入してきた。 お嬢様の様な立ち振る舞いをしているが、その通り生粋のお嬢様。実家は大きな弓道の道場。蝶よ花よと育てられたが故に悪意に疎く、善意に敏感。 弓を引いてる時は本当にかっこいいと思う。普段はどこかほんわかお嬢様。 女生徒に人気が高いのは、立ち振る舞いと性格から王子様を連想する為。ほんわかお嬢様なのだが、普段はシャキッとしなくては……とどこか凛としており、他人を立てる振る舞いがある。 下にいる妹の褒めてくれた髪が大好きで、しっかりと手入れして伸ばしてる。髪を褒められると子供のように笑う。 クリアシナリオ 真白の揺籃(ほぼNPC) 2019/8/3,4 KPまめすけ 生還 以下ハンドアウトネタバレ ご注意。 ｢きょーちゃん、私ね、きょーちゃんの事が心配なの｣ ｢きょーちゃんが笑って、私の手を引いてくれたあの時が大好きよ｣ ｢だからまた、きょーちゃんと一緒に遊びたいな｣ 不穏な連絡を残して居なくなった青山峡子を心配している。 彼女にとって青山は、手のかかる可愛い妹の様な存在であった。 事情を話し、両親に頼み込んで編入学をした。 可愛い妹がどうなったのか知りたい。助けれるなら救いたい。 それが朝輝の目的である。 因みに峡子の事をきっと｢きょーちゃん｣と呼んでるし、彼女の前では飾らない素直な少女である。 生還後、手にした虫ショゴス……青山峡子の右手を、発狂したとはいえ零した｢食べてもいい？｣に対する｢あーちゃん食べて！｣に応える為に。もう会えない消失から削れた精神の末に……食した。 故に殺したショゴス細胞が内臓に馴染んでいる。今度死ぬ様な事があれば、｢激痛｣に苛まれてしまえば。 彼女は彼女の形をした、玉虫色の怪物になるだろう。 そんな狂気を孕んだ彼女は、いつも通りに過ごして行く。 ｢峡子、ご馳走様でした。｣

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