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小さい頃に、とある山にある小さな集落群の「かぬち村」と呼ばれる廃村で発見される。 その時、記憶喪失の状態だった。 身寄りのない彼は、施設に預けられ育った。 しかし、その施設はややカルトじみた団体で、幼年期の彼はいつの間にか、とある魔術を行使出来るようになっていた。 <被害を逸らす（基本Ｐ278）> ある程度、歳を取った彼の脳裏に残っていたのは、 廃村の周りにあった山の景色であった。 山に帰りたい。オラの帰るべき場所はきっと山だ。 そう思った彼は、20歳で施設を出た後、適当に見つけた山で自給自足の生活を20年過ごす。 たまに日本語を忘れそうになるので、都会へ下山し、野菜などを新聞や雑誌に変換したり、街で女の子をナンパしている。 「終末楽土　ジパング」　生還

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