タグ： ホルマリン漬けの心臓 糸工

紅、蒼、白…風見姉妹の、母親。死体修復士兼、メンタルセラピスト。18歳で紅を産んでいる。 「若すぎる？　知れたこと。母体は、若いうちに命を作ったほうがよい。高齢になればなるほど、様々な危険性が出てくるだけだ」 基本的に温厚な人当たりだが、完璧に外面。あの三姉妹が全員、「この人とだけは絶対に関わり合いになりたくない」と思っている。 紅、蒼に身を体を動かす基礎として肉体的鍛錬をつけた。紅、蒼が蹴りを主体に覚えた理由が、そこにある。 「なぜ武術か？　知れたこと。おのれの肉体も管理、保守、維持できぬものが、何者になれると言う」 母親がもっとも嫌われている理由は、「人を見る目がありすぎる」こと。相手の人となりを観察し、思考を読み、素質を見極める。 医学として物理的に、心理として精神的に、直感として抜本的に、とにかく、「人を見る目がありすぎる」、洞察力と直観力の塊のような人物。 三姉妹が各業界で能力を発揮できたのも、その素質のままに育てられたためだが、三姉妹はそろって母親を「気持ち悪い」と思っている。 「かわいい子らだが、なぜああも私をさけるのか。わからんでもない。だが、自己の感情を制御できぬとは…育て方を間違っただろうか」 などと言っているが、すべてわかった上での彼女なりのジョーク。 礼節が必要な相手や患者には言葉が柔らかいのが表の顔。 身内や気を許した相手には、断定、命令口調が出てしまうが、語気が強いだけで本人に悪気はない。 もっとも、柔らかい口調の時も、基本的な言葉遣いは変わらない。 ※ EDUは適正年齢からプラスされた補正値込み。 STRは加齢によるマイナス補正値込み。 「武道」は立ち技。 「審美眼（対ヒト」はKPが認める範囲で、人類限定で特技や素質、資質がわかる。

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