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幼少のころから、親の得体のしれない活動に、どこか神秘的な魅力を感じていた。 が、それが世間的には認められないことを知ると、その憧れを（表面的には）隠し 好青年を演じ始める（変装）。が、本性では親の活動をどこかで追っていて、憧れはもはや、羨望へと変わりゆく（オカルト・歴史）。 幼少期は意味こそ分からなかったが、時折、親の集めた資料にも目を通していたそうだ（図書館） が、もともと優秀であった彼は、親の活動をいつか正式に継ぐという 荒唐無稽な願望をかなえるための最善手として 社会的地位を、そして、先の戦争を生きて乗り越えるために 軍士官学校に入学し、銃器の扱い、人の扱い、そして、法律の裏をくぐるために法律までも修めた。 特に心理学と、高い説得能力で敗戦後も自らの立場、体裁だけは守ったうえで 退役。決して、地には堕ちず、未だ（国ごと貧困に陥っている割には）まともな生活をしている。 性格としては、その歪んだ思想を覆い隠すように （表面上は）優しい好青年。年齢よりも若く見える容姿も相まって、爽やか。 人当たりも、軍人らしくないと評されるほど良く 部下からの信頼も厚い。 が、本性は...　とほのめかしては見たものの 彼は全く狂ってるわけではない。 ただ、冷静沈着に行動ができ、自身の野心のためなら冷酷な判断もとれる。というだけだ。 相手がたとえ、肉親であっても...　彼に...　執着はない......。

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