タグ： さりえる

「俺の名前は真守。俺がお前達の壁になろう!」 「俺は護ることしかできないからな......だがいくらでも頼ってくれよ! 俺はお前達の盾だからな」 「やられるだけじゃないぞ! なんのためにこの能力があると思っているんだ!」 「██......███、皆......すまない......俺のせいだ。俺はどうやってお前らに償えばいいんだ......?」 「何......大丈夫だ。痛みには慣れてるからな!」 UGNの支部長を務めている男性。身体の80%以上を機械化しており、戦闘中はその身体を利用してのカバーリングに務めている。 正確はさっぱりとしていて、懐が大きい。どんなことも明るく捉える正確で、常に太陽のような笑みを浮かべている。良くも悪くも人を疑うことを知らないので時に騙されて敵の策略にのりかけることもしばしば。 趣味は音楽鑑賞。しかしクラッシックなどではなく、80年代90年代の曲を好む。でもVOCALOIDとかも聞くし案外聞いているジャンルは幅広い。 生まれてすぐに両親が蒸発し、幼い頃は親戚の家に預けられていたが、酷く異常な環境だった。彼としては自分が耐えればすむのだから大丈夫だと思っていたが、幼なじみの女性が彼を救い出してくれた。後に彼はその女性と結婚し、子をもうけた。 彼はかつて自分を救ってくれた妻のように、誰かを守れるようになりたいと、防衛隊に所属した。 しかし、子供の10歳の誕生日の日、家族で出かけたショッピングモールにて、FHのテロが発生。それに巻き込まれ、妻子を失った。その際にオーヴァードとして覚醒し、UGNと接触、訓練を受けエージェントとして活動しはじめた。 彼は多くの人を守りたい一心で戦い続けた。 しかしとある作戦で、護るべき仲間たちを守れず、死なせてしまった。それを機に、彼は自身の身体をどんどん機械化しはじめた。それは自分の無力さを埋めるためであり、彼いわくケジメである。 彼は今でも大切な人々を護れなかったことを悔いている。だからこそ、自分の手の届く場所にいる者達を助けたいと願っている。身体の機械化は彼の任務には有効に機能しており、34歳のころに支部長に抜擢された。 現在はCDショップに偽装した支部で日がな一日音楽を聞いている。 常に明るい笑顔を携えているが、その実いつ壊れてもおかしくないひび割れたガラスの土台の上に立っているようなものである。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ