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整った容姿、獅子のように美しい金の髪 彼は完璧だった。・・・その捻くれた性格と喧嘩っ早さ以外 親からの溢れるばかりの愛情を受けて育った彼はその恥ずかしさや重圧から逃げるように不良になっていった とはいっても所詮思春期の拗れ、家族仲は良好であったし、両親を尊敬、愛していた そして年の離れた妹も自分の様にはなるなよと、溺愛していた 突然の出来事だった、両親が自分たちを守り何者かに殺害され、妹と二人きりになった15歳の夏 親戚たちは自分の素行の悪さから腫れもの扱いし誰も自分と妹を助けてくれなかった 自分の行いを後悔すると同時に、そのストレスは彼の不良行為をエスカレートさせていった 親の残していった金は妹のために、しかし自分もせめてハイスクールくらいは出ないといけないと不良の集まる学校に入学 危ない仕事でも何でもやる。すべては唯一人の妹のために。先だった親に安心して妹の将来を見守ってもらうために 妹よ、いつかちゃんと、十分なお金をためて、お前に顔向けできるような大人になってら帰るから それまではどうか影から見守ることを赦してくれ 建前でもあった。事実自分は自由を求めていたんだ けんかや力比べはいい、まっすぐでとても素直だ 暴れて暴れてそれがアイツのためになるならなんて一石二鳥だろう そんな時だった、派手に暴れすぎてサツに拘束された俺の元に奴ら（アメリカ軍）が来たのは

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